夜の部を鑑賞してきました![]()
その前に遅いお昼
を食べて行こう
とお邪魔したのは
銀座の
和食屋さん、朱雀![]()
2ヶ月前に初めて伺った際、その基本的なスタイルと誠実な
内容に惚れこみ、四季折々こちらでお勉強させていただくと
決めた(宣言した・笑)お店。
前回の記事はこちら → ☆
前回は5,000円のコースをお願いしましたが、今回は
8,000円のコースにトライしました![]()
初夏の陽気
だったこの日。
トマトにジュレのかかった涼やかな1品から始まりました![]()
トマトはフルーツトマト。ジュレは鯛の骨を焼いて、
その出汁を取ってジュレにしたとぃぅもの。
つるんとした喉越しが気持ちよく、頼んだ玉露と良く合います。
相変わらず1品1品を正確に覚えられていないため、
心に残ったお料理をいくつかご紹介します![]()
山菜の盛り合わせ
ただ山菜を並べただけではなく、卵の黄身にお醤油、
少々のみりんを合わせた黄身醤油でいただきます。
コシアブラ、ふき、たらの芽など、山菜のえぐみそのものを
味わっても充分に美味しいのですが、黄身と合わせることに
よってまろやかで優しい味になっていました![]()
前回もいただいて卒倒しそうになった1品、
焼き胡麻豆腐
適度にカリッとした外側にお箸を入れると、中から
トロトロのお豆腐が
濃厚な胡麻ダレに山葵を合わせて
いただくのですが、これが本当に美味しい~
!
前回の訪問以来、『わさび克服練習中』の私ですが、
少量なら食べられるようになってきたと胸を張ってご主人に
報告したところ、爆笑しながら別添えで出して下さいました![]()
そんな小さな配慮が、妙に嬉しかったりします![]()
鮑と雲丹のいちご煮
本来は雲丹に火を入れることでおつゆが白濁して
中身が見えなくなるほどなってしまうそうですが、こちらでは
最後に雲丹を入れるので、蓋を開けた時点ではまだほんのり
白くなっている程度。
適度にレアなので雲丹が甘くて、そして鮑も硬くならず
柔らかくて美味
お出汁もなかなか濃い!!
焼き物はぐじ![]()
実は未だに『焼き魚の魅力』が理解できずにいる私。
いつか焼き魚の美味しさに目覚める日が来ることを
願いながら、とりあえず色々考えずに食べる(笑)。
前回も感激して作り方を教わってしまったセロリを
ごま油で炒めて・・・(以後、前回ご参照)はやっぱり美味しい
!
炊き合わせは筍、若布、蚕豆、鯛の子
などなど。こちらのお店に『余裕』を感じるのはこんな1品を
見たときかもしれません。
私が今まで行った数少ない(笑)和食屋さん
の中で、
炊き合わせに5種類以上の素材を使っているのは
今のところこちらだけ。
これはバックがサントリーだからでしょうか?
ランチは採算を度外視している気すらします。
・・・と、ありもしない知識で色々なことを考える私(笑)。
ところでご主人の山西さん、ご自身の料理を
『家庭料理の延長』であるとおっしゃっていました。
昼はやらないけれど、夜の常連さんには卯の花や
きんぴらごぼうまで出してしまうのだとか![]()
プロが作る卯の花やきんぴらごぼう、一体どんな感じに
なるのかな~?と思っていたら・・・出ました~
!!
最後の鯛茶漬けと一緒にさりげなく出すところが
なんともニクイ演出です(笑)!
きんぴらごぼうは大胆に大きくカットされたごぼうやにんじんが
控え目な甘さで素材の味を活かして作られていました。
卯の花は何とぃぅか、手作り感があるとぃぅか、・・・でも、
そんな中にいきなり海老とか入っていたりして(笑)
嬉しかったなあ![]()
本来はこれで満足すべきところなのですが・・・
厚かましくもこんなお願いを。
『これから歌舞伎を観に行くので
を
作って欲しい』と言ってみました
!
すると意外にもあっさり
!
ご主人も海老蔵さんと飲みに行ったり、歌舞伎役者さんと
親交のある方だったので快く握って下さいました![]()
そんなこんなでご主人の作ったおにぎり
を持って、
いざ演舞場へ・・・![]()
これからは朱雀にてランチ→お弁当を作ってもらう
→いざ、歌舞伎鑑賞
が定番の流れになりそう(笑)![]()
さてさて、そのお弁当は次回の歌舞伎の記事で・・・