大阪地裁での裁判の検察側による昨年11月12日~今年1月31日付までのあいだに行われた起訴で初めて報じられた性的暴行事案でしょうか?
大阪地検は、元武庫川女子大事務職員の男(47)を2022年9月~昨年6月の間にかけインターネット掲示板やマッチングアプリで知り合った当時18~25歳の男性3人に男性らに高槻市の自らの自宅で睡眠薬を混ぜた飲み物を飲ませて意思の表明が困難な状態にさせ、性的暴行を加えるなどしたとして不同意性交罪などで起訴したことを新聞社が至近の日付で報じています。
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(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 配信 引用
男性3人に睡眠薬を飲ませて性的暴行か、元武庫川女子大事務職員の男を起訴…大阪地検
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男は大阪地裁で開かれた今年2月の初公判で認否を留保。
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男は昨年8月、同大を依願退職した。
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現時点で武庫川女子大公式HPにはこの件に関する「お詫びとお知らせ」のような告知は私には見つかりませんでした。
被告人は、逮捕や送検されたことを報じる記事も私の検索ではヒットしませんでしたが、今回の引用記事から少なくとも2024年6月のある時点までは発覚や摘発はなかったと思われ、依願退職は本人的には官憲からのこの容疑が関係しているものと思われます。
大学が彼が依願退職する理由を掌握していたかどうかは記事だけでは定かではありませんが、ふつうに考えれば、大学が性的暴行の容疑を知っいれば、依願退職の受理などではなく大変厳しい懲戒処分となるのではないでしょうか?
また、マツチンアプリはおそらくは同性愛の出会い系をその属性としたものだったものと察せられましょう。
起訴状が事実の場合、被告人は、被害男性らが出会いに応じたことでこのような所為が許されるものと早合点しての行為だったのでしょうか?
初公判で認否を留保した理由は何なのでしょうか?
ともあれ記事だけでは事の様相が不明な点が少なからずあります。
メディアにはなぜ裁判になるまで警察等の官憲による公表があったのかどうか、そして今後の法廷は注視して報道に及ぶことを期待します。
かりにも、逮捕や送検・起訴の段階で警察や検察が事案をメディアに流さないことを餌に供述を促進させたのであれば、別問題も発生するのではないでしょうか?