中学校教諭を公衆浴場で男性を盗撮したとして停職6か月(茨城県教委) | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

茨城県教育委員会は、県内鹿行地域の中学校に勤める29歳の男性教諭が、都内の公衆浴場で男性利用客を撮影したとして29日、教諭を停職6か月の懲戒処分にし、教諭は盗撮行為を認めていて、依願退職の意向を示しているという趣意が報じられています。

現時点で検索した限りにおいては茨城県HP、同県教委HPには処分の個別周知は掲載されておらず、東京、横浜、大阪等とは異なり一般への周知は行っていないものと受け止めています。

以下加筆(その後30日に県教委に問い合わせたところ、特段、東京都教育庁のようなHPでの個別周知はおこなっていないとの回答でした。)加筆は以上。

 

さて県教委による地元メディアへの公表によると教諭はことし5月、東京 東久留米市内の公衆浴場の脱衣所で、男性利用客が服を脱ぐ様子をスマートフォンで撮影したということです。

 

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NHK 茨城県のニュース 07月29日 20時02分
中学校教諭が公衆浴場で男性を盗撮か 停職6か月の懲戒処分

服のポケットにスマートフォンを隠して撮影していたところ、利用客が気づき、従業員を通じて警察に通報し、警察の捜査が続いているということです。
一方、県教委の聞き取りに対し、教諭は「嫌なことを忘れるスリル感を味わいたかった。自分でも何でやったかわからない」と話し、盗撮行為を認めていることから、県教委は懲戒処分を行いました。
教諭は依願退職の意向を示しているということです。

記事画面

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「嫌なことを忘れるリル感を味わいたかった」といって他人が嫌がることを教諭ともあろうものが行っていいはずがありませんね。

しかも被写体が盗撮に気づかなかった場合は、たしかに被害感覚は生じないでしょうけど、その悪質性は同感覚が被写体に生じる場合にまさるとも劣らずの悪質であることは言うまでもありません。

 

こういう事を行う教諭であるなら、勤務に関係する(した)対象へのあらぬ疑いも自然に惹起してしまいますが、警察や教委はそのあたりのことを厳しく詰問したのでしょうか?たとえ余罪がない場合であっても、たった一度の過ちが別の疑惑や憶測を呼び起こしてしまうことは自業自得かもしれません。

私たち社会の構成員はそうしたことを教訓・他山の石として防犯意識をさらに高揚させていくことも必要かと思います。