陸上自衛官隊員(35)を強制わいせつ被害の後輩隊員への暴行事由で懲戒免職(福島駐屯地)
に関連した裁判報道が地元テレビ局により配信されています。
被告人は、けがをさせたことは認めたものの「悪ふざけのつもりだった」と、わいせつ行為について否認したそうですが、検察はそうは問屋が卸さないと意気込んでいるとも読めます。
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福島県内ニュース3|KFB福島放送 2024-02-20 配信
強制わいせつ致傷の疑い 自衛官「悪ふざけだった」(福島)
略
検察は、「被害者に性的な屈辱感を与えた、わいせつな行為にあたる」と指摘。
弁護側は「性的な行為ではない」などと主張しました。
判決は3月1日に言い渡される予定です。
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おそらくは検察の意気込みは被害心情を汲み取ってのものではないでしょうか。同性の先輩隊員からの当該被害事案が大きく報道されたことにより、むろん被害者には何ら落ち度はありませんが、そのようなことに巻き込まれたことが隊内で知られることになったであろうことはやはり性被害、暴行被害に併せた被害とも言えるのではないでしょうか。
いずれにせよ既述ながらあらためて隊内での人権不条理防止体制の構築・充実が要されていることを象徴した事件とも言えるので絵はないでしょうか。
ともあれ来月一日の地裁判決やその前に出る検察求刑に注目しておきましょう。