兵庫県警は21日、神戸市北区に住む無職の男(28)を1月29日午後5時半ごろ、神戸市兵庫区の集合住宅の敷地内で、近くに住む面識のない小学6年の男子児童の体を服の上から触った容疑で逮捕したことを伝えるニュースが地元テレビ局より配信されています。
男子児童と容疑者に面識はなく女性保護者が息子君への不審者とおぼしき人物からの声掛け事案を警察に相談し、付近の防犯カメラを解析するなどして、容疑者の性加害関与が浮上したとの趣意も報じられています。
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サンテレビニュース 2024年02月21日(水曜日) 22:45 引用
小学6年の男子児童にわいせつ行為か 無職の男を逮捕 面識なし - サンテレビニュース
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警察の調べに対し男は、「身に覚えがありません」と容疑を否認しているということです。
追記リンク
神戸新聞NEXT
集合住宅の敷地内で小6男児の体を触った疑い、28歳男逮捕 神戸
略
同署によると、男児が友人らと遊んでいたところ、男から声をかけられ、その場を離れようとした際に触られたという。防犯カメラの映像などから同容疑者を特定した。
追記リンクここまで
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被害があったとされる先月29日は平日の月曜日です。午後5時半ごろといえばもう学校からの下校も終わった頃合いですね。
集合住宅の敷地内が犯行場所とされているのであれば、容疑者は男児を連れ込んでの犯行容疑でしょうか?記事では明確に報じられていません。「知らない人から誘われてもついていかない」つまり「いかのおすし」を報道により促進できることを考えれば物足りさをどうしても感じてしまいます。
そして、これはたぶん警察の公表事案ですね。不特定への注意喚起のためにも警察はそのあたりも周知し、一方メディアは確認を迫ったのでしょうか?
警察もメディアも性被害を扱う場合は、その事案や摘発を契機としての不特定への防犯や注意喚起啓発も意識して公表や報道を行うべきだと思ってしまいました。
それから記事の最後にて報じられている容疑者による否認ですが、絶対に冤罪があってはならないことを第一での証拠固めが当然要されるところです。防犯カメラの解析の感度や画像分析の精密度次第であるものと察するところです。
追記
後リンクした神戸新聞記事に則していえば、集合住宅敷地内で複数の男児が遊んでいたところ、容疑者がそのうちの一人に声をかけ犯行に及んだとも受け取れましょう。
いずれにせよ被害男児にとってはとんだ災難でした。察せられる悪い心象からの立ち直りを願うばかりです。