何とも不可解な示談金詐取狙い容疑が松江市で発覚したようです。
島根県警松江署は1月、マッチングアプリで知り合ったという男性から50万円の現金を脅し取ったとして同じ建設会社に勤める隣県の福山市に住む23歳と38歳の男2人を恐喝容疑で逮捕していましたが、両容疑者は6日、昨年12月にやはりマッチングアプリで知り合ったという米子市に住む10歳代の別の男性から示談金名目で現金を詐取したとして詐欺の疑いで再逮捕したとの報道が配信されています。
読売新聞オンラインによると2人は「間違いありません」と容疑を認めていると報じられています。
再逮捕容疑のより詳細は
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読売新聞オンライン
アプリで知り合った男性にトイレ内を見させ、仲間が「わいせつ」と騒いで示談金を詐取疑い…男2人を逮捕
TBS NEWS DIG 2024年2月6日(火) 13:02
マッチングアプリで知り合った男性に公園のトイレで用便姿を覗くよう仕向け…「公然わいせつだぞ」と騒ぎ立て約50万円だまし取る 広島の男2人を逮捕
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マッチングアプリで知り合った少年(記事では10歳代の男性と表記)に23歳の容疑者が12月2お日、公園でトイレを使用する様子を見させるように仕向け、同日、そこに共犯とされるトイレ利用者を装って現れた38歳が「公然わいせつだ!」と騒ぎたて翌21日までに男性から示談金名目で計49万9000円をだまし取った疑いのようです。
何やら共犯者同士の安っぽい芝居に少年被害者がだまされて翌日二人組に多額の現金を支払ったという顛末でしょうか。
社会経験の乏しい未成年ををだますことは成人をだますこと以上に悪質ともいえましょう。
そして記事が事実なら交際への威嚇ではありませんが、登場人物がすべて男性版の美人局といったところでしょうか。
この容疑の前提はマッチングアプリでしょう。それを利用した同性間の出会い自体は問題ありませんが、現金詐取のため悪用されることになれば、たとえば「マッチングアプリ自体が犯行をもたらした元凶!」「同性間のマッチングアプリなど論外!」などとの筋違いな見解が大手を振るようにもなりましょう。
所詮は悪用が問題であるとの本質は忘れてはならないと思います。