10代の小学生男児(中国新聞)の性的受難と容疑者の逮捕が報じられています。
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(RCC中国放送) - Yahoo!ニュース (RCC中国放送) 配信
小学生の男の子に… 性的暴行などの疑いで男(27)を逮捕 広島県警
小学生の男の子に性的暴行などをしたとして、27歳の男が警察に逮捕されました。 強制性交等の疑いで逮捕されたのは、広島市安佐南区の自称工員の男(27)です。
警察によりますと、男は今年6月下旬ごろ、広島市内の男の子の自宅で、性的暴行などを加えた疑いが持たれています。
男は、「間違いない」と容疑を認めているということです。 男の子の親からの被害申告があり、捜査をしたということで、警察がいきさつを調べています。
中国新聞デジタル 本日
小学生男児に乱暴した疑い 広島東署が男逮捕 | 中国新聞デジタル
広島県警広島東署は29日、広島市安佐南区、自称工員の男(27)を強制性交の疑いで逮捕した。逮捕容疑は6月下旬ごろ、広島市内の民家で10代の小学生男児に乱暴した疑い。
同署によると、男児の保護者が被害を相談して発覚。男は容疑を認めているという。
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(RCC中国放送) が被害男児を「小学生の男の子」とのみ形容しているのは違和感が拭えません。
「小学生の男の子」でも6歳児と12歳児では心身の発育や防犯対応の条件等は自ずと異なりましょう。保護者や教育者等の認識も同様です。
記者やデスクは自らの記事の防犯公益性を認識すべきです。
容疑者と被害男児が顔見知りであったかどうかの視点が両報道からは見当たりません。
多分、警察の公表の時点でそれらは公表されていないものと思われます。
しかし、警察もメディアも事案が記事化されることで、性別に関係なく未成年者やその保護者に注意喚起を高める公益性を忘れれはなりません。
それを忘れていないのであれば被害者・加害者の関係性や知り合った経緯あるいはなぜ犯行現場が被害者の自宅内であったかということを明らかにすることでメディアを通した社会への警鐘は可能であったはずです。
両記事ともの表現「自称工員の男」というのも曖昧です。警察もメディアも容疑者の職業の有無や有の場合の職種等はすぐに確認はとれるはずです。
それから強制性交事案は重罪で量刑も懲役五年も可能という深刻な犯罪です。警察あるいはマスコミはなぜ実名を伏せているのでしょうか。(中国新聞記事についてはもしかしたら神奈川新聞など他紙同様にweb配信では匿名だが実際の紙面では実名の方策をとっているのかもしれません。)
追記
やはり紙面記事では実名報道でした。
続・高学年男児への強制性交容疑で自称工員の男(27)を逮捕(広島県警)