なぜ東京地裁で一括審理?予想外に軽かった元ベビーシッターによる広域での男児への強制性交等
そうは言ってもこの保育士資格も持つた元ベビーシッター(31)による20人の男児への強制性交22件や強制わいせつ14件、児童ポルノ禁止法違反で20件が起訴に至ったのは公判を傍聴したライター氏によると自らが記録したハードディスクの立証であったことは自業自得を地でいくものだったようです。
被告人は逮捕後、住んでいた部屋の片付けを姉に依頼した際にハードディスクの入ったダンボールを保管するように預けていました。しかしながらハードディスクの存在が警察の知るところとなり、家宅捜索が入り、多くの余罪が明らかになったといいます。
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(小川たまか) - 個人 - Yahoo!ニュース
懲役20年判決 元ベビーシッターの余罪が次々と明らかになった理由
子どもへの性犯罪は被害児童が裁判で耐え得る証言を行うことの難しさなどから立件が難しいケースも少なくない。しかしこの事件でこれほどの余罪が明らかになり、立証された理由は、被告が犯行の様子を撮影し、記録保存していたハードディスクが発見されたからだった。
被害児童の中には就寝中に被害に遭い、本人が被害を自覚しているのかわからないものもあった。また児童が被害を親に打ち明けておらず、動画を見た警察から連絡があって初めて親が被害を知ったケースもあった。画像や動画が見つからなければ、多くの余罪は埋もれていた可能性がある。
強制わいせつで初犯の場合、執行猶予判決となることが多い。今回、被告は20年の実刑判決となったが、最初の逮捕のみであれば執行猶予判決だった可能性もある。
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何のためにハードディスクに蛮行を記録していたのでしょうか。おそらくは自分で楽しむためと供述したのでしょうが、この種の媒体は時系列を問わず拡散目的での悪用が可能であることも忘れてはなりません。
ハードディスクには男児への強制性交の模様も録画していたのでしょうか?
ただし邪心で記録したハードディスクが結果的に自己への量刑を執行猶予をはるかに上回るものにしたことはやはり悪いことをすれば報いは必定との因果律を感じてしまいます。
社会とりわけ同じように未成年者に性的欲情を感じるものは被告人の転落を教訓としなければなりません。欲望充足はどこまでも合法を前提に内心のみで誰にも迷惑がかからない方策でしかありえません。これは自分が逮捕・摘発されないという利己的なものではなく、被害者群の今後の心的外傷を防止するためであることも肝に命じなければなりません。