前欄
日本原電の社員(27)を少年へのわいせつと大麻所持容疑で逮捕
続報
他社による記事がやっと出ました。
地元紙によると、容疑者と少年は出会い系サイトで知り会い、福井県警福井南署は3月2日県青少年愛護条例違反と大麻取締法違反(所持)の疑いで日本原電社員の男(27)=同県敦賀市=を逮捕したと発表したとあります。
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福井新聞ONLINE 2020年3月3日 午前7時10分引用
みだらな行為、日本原電社員を逮捕 容疑で福井県警、大麻所持も
記事画面(R)
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前欄((冒頭リンク)の福井テレビの報道では
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警察の調べによると、容疑者は去年の6月に、福井市内のホテルで男子高校生にわいせつな行為をしたとして、先月19日に県の青少年愛護条例違反の疑いで逮捕された。
その後の調べで、自宅から乾燥大麻0.9グラムが押収され、大麻取締法違反の疑いで再逮捕され起訴されたもの。いずれについても容疑を認めているという。
(再掲)
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とあります。
したがって、本日、福井新聞が報じる3月2日の逮捕は大麻所持に関する容疑の逮捕で、先月19日の少年へのわいせつ容疑での逮捕に加えた再逮捕であるとも読めます。
また、昨日、福井テレビが報じたれ「起訴」については、同日での自宅大麻所持を警察が掌握していることからも、どちらに対する起訴であるも今一つ不明瞭です。
それから本日の福井新聞の逮捕発表は、今まで未発表だった先月19日のわいせつ容疑逮捕を今回の大麻事案での逮捕を契機にはじめて公表したとも受け止められますが、明確に記されていないので曖昧性が残ります。
大麻ではなく少年へのわいせつ行為が起訴されたのかどうかについても同様によくつかめません。
警察はなぜ当初(先月19日直後)からわいせつ事案を公表しなかったのでしょうか?国策会社ともいえる日本原子力発電や敦賀原発への忖度がもたらしたものでしょうか?
むろんメディア側が忖度に呼応あるいは主体した可能性もありましょう。
他にも両報道を比べての不可解な点はありますが、今後の再逮捕や再起訴などがある場合、警察やメディアは恣意を排除しての公表あるいは報道が公益をふまえて望まれるところです。
特にメディアにおかれては、摘発事案が今回のように複数にまたがる場合、特に逮捕や起訴の時系列等については読者にわかりやすく表記することが大切なのではないでしょうか。