神楽部でセクハラ発覚(広島県立高校) | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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広島県西部にあるという県立高校で、伝統芸能である神楽を学ぶ部活に所属する上級生が、ほかの部員が見ている前で、後輩の男子生徒のズボンや下着を強引に脱がせる行為をしていたことがわかり、学校側は、これらがいじめだと判断し、部活動を休止にたとの報道が出ました。

 

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NHK 広島県のニュース09月04日 21時08分 引用

高校部活でいじめ 活動休止に

 

県教育委員会などによりますと、この高校の神楽部では、ことし7月下旬、大会出場のために宿泊していた施設で、所属する3年生と2年生のあわせて7人の部員が、ほかのメンバーが見ている前で、1年生の男子生徒のズボンや下着を強引に脱がせる行為を行っていました。
被害を受けた男子生徒は、その後、部活動を辞めたということです。
学校では、男子生徒から相談を受けて、先月、部内で聞き取りなどを行った結果、上級生による行為は、いじめにあたると判断し、再発防止や指導の時間が必要だとして、当面、部活動を休止にしました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20190904/4000005392.html

 

2019年09月04日 中国新聞引用 

県立高の神楽部で部員のズボンを下げるいじめが発覚し部活動が休止になる

 

県西部の県立高の神楽部で7月、複数の男子部員が別の部員のズボンをずらすなどのいじめがあったという

 

学校は8月21日に申告を受け把握。翌22日、部員にアンケートや聞き取りをして、いじめと判断、26日に県教委へ報告した。部を無期限の活動休止とし、いじめた側の部員を別室指導としている。被害生徒は通学しているが、不安感を訴えることもあり部活をやめた。
学校の調査に対し、いじめた部員は「悪ふざけだった。反応が面白かった」などとし「軽率な行動を謝りたい」と話したという。同校教頭は「いじめた部員の反省を促し、生徒が安心して学校に来られるようしっかりとケアしていく」としている。

https://hiroshimastyle.com/blog-entry-5307.html  ※「広島スタイル」より

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NHKの報道を読む限り、ズボンだけではなく下着も剥いだものと思われます。被害少年の羞恥心は察するにもほどがあります。加害者らが謝ってそうそう済む問題でもありません。今後の時系列にかかわらず彼に心的外傷がないことを切に願うところです。

 

加害者の7名の男子部員は蛮行を行う際に罪悪感はあったのでしょうか。中にはあった者もいるのかもしれませんが、一緒になって行ったり傍観している時点で罪は罪悪感なき者に等しいといえましょう。

またこの蛮行がはたして7月下旬、大会出場のために宿泊していた施設における一回きりであったかどうかも大変気になるところです。

また被害に遭ったのは報じられている一年生部員だけであったかどうかも同様に気になります。もしかしたら加害者の中には被害経験者もいるのかもしれません。時系列にかかわらず構造的な部分がなかったどうjかも気になるところです。

学校当局は当然そのあたりも調査、公表する責務がありましょう。

 

それから、このいじめに傍観することもな全くく関与していない部員もいるものと思われますが、7人の男子部員の加害を名分とした連帯責任はいかがなものでしょうか。現代の責任の取り方は個人責任であるはずです。別に芸術系が高校野球などのような体育会系に倣う必要はありません。文科系の部活が今どき連帯責任とは古色蒼然としていませんでしょうか。

非関与の確証ある部員に関しては部活の希望が継続の場合は、たとえ少人数だとしても部活としてやらせてあげるべきだと思えてなりません。神楽の練習は少人数でも可能なはずです。