広島県呉市立中学校に通う3年生の男子生徒(15)が下着を脱がされるなどのいじめを受けていたことが26日、分かったといます。市教委はいじめ防止対策推進法に定められた「重大事態」として扱っていなかったといい、同日記者会見した教育長は第三者委員会を設置して調査する意向を示したこと等が報じられています。
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2019年03月26日18時50分 時事通信引用
いじめ認知も「重大」扱いせず=中学男子、服脱がされ-広島県呉市教委
市教委によると、男子生徒は2年生だった2017年11月下旬、同級生の男子7人から3回、ズボンや下着を脱がされた。1年の時も、同級生にシャツやズボンを破られるなどした。
男子生徒は18年4~5月、9日間連続で学校を欠席。同6月中旬には担任に夜眠れない状態だと訴えた。保護者の説明では、現在も心療内科の治療を受けているという。
https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryinsertinput.do
3/26(火) 5:00配信 毎日新聞引用
いじめを半年以上放置 広島・呉の中3下着脱がされ精神疾患(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
◇「遊び」と学校説明
「学校から(下着を脱がすのは)遊びと説明された。いじめを軽く見ていると思った」。男子生徒は涙を見せ、学校への不信感と今も続く苦しみを語った。
服を破られるなど1年生の時から始まったいじめは、次第にエスカレート。2年生になって教室で無理やり下着を脱がされた。「眠れなくなり、同級生や先生の顔を見るのはつらかった」
下着を脱がす行為は国の指針でも挙げられた深刻ないじめ。しかし、学校は男子生徒の訴えを否定した。祖父らに「シャツを破ったのはじゃれていただけ。下着を脱がしたのは当時のブームで、グループ内の罰ゲーム」などと説明したという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00000001-mai-soci
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下着を脱がす行為はわいせつといじめ両方を持つ悪質な行為につき加害者7名等は中学生といえど許されるものではありません。
またそれを「遊び」と説明する学校側の保身に基づく事なかれ主義へは怒りを感じざるをえません。
実質的に黙認した校長や教諭はもし自分の息子がそのようなわいせついじめをされたら、やはり一種の遊びだのエピソードだのと抜かして軽い扱いに終始するのでしょうか。
まったく加害者らの行動は刑事事案に値します。卒業して進路がそれぞれ決まっているものと思われますが、このまま連中の罪と責任をあいまいにしてはなりません。しっかり法の裁きを受けるのが彼らのためでもあります。
そして学校関係者も当然、実質上の不作為に対しては校長以下複数名へ教委からの懲戒処分が要されることは明白と思われます。
追記