学童保育ボランティア・無職(40)を逮捕後に不起訴 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

福岡県警は9月7日、福岡市東区で7月、小学生の男児(当時10歳)が連れ去られそうになる事件があり、男児が通う学童保育でボランティアをしていた無職男(40)を未成年者誘拐未遂容疑で逮捕していました。男は過去にも児童連れ去り事件などで複数回逮捕されていたが気付かれず、子供に関わるボランティアとして採用されていたといいます。

そして男児への影響を考慮した保護者が未成年者誘拐罪で起訴するのに必要な被害者側からの告訴を見送ったため、福岡地検は10月3日付で不起訴としたそうですが、その一方で県警はストーカー規制法に基づき、男に男児へのつきまといを禁じる禁止命令を出したそうです。

 

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11/7(水) 7:15配信 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース引用

<福岡>学童保育ボランティアが誘拐未遂 逮捕歴気付かれず(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 

福岡県警や関係者によると、男は7月27日、自身が有償ボランティアをしていた学童保育に通う男児の自宅前で「お菓子やおもちゃを買ってあげるから2人で外に出よう」と声をかけ、誘拐しようとしたとされるが、男児が断り未遂に終わった。住所は男児から聞き出していたという。
男は過去にも男児や男子生徒を狙った事件を起こし、実刑判決も受けている。2001年に福岡市で小学6年の男児(当時12歳)を誘い出し2日以上連れ回したとして未成年者誘拐容疑で、05年にはインターネットの会話(チャット)で男子中学生(同12歳)を脅したとして脅迫容疑で、それぞれ逮捕された。10年にも男子高校生(同16歳)を福岡県から広島県まで連れ回したうえ、高校生の首をネクタイで絞めたとして殺人未遂容疑などで逮捕されている。

 福岡市放課後こども育成課によると、男は夏休み期間の7、8月限定で、子供の遊びに付き合ったりおやつを出したりする学童保育の補助員に応募し採用された。担当者が履歴書を基に面接をしたが、不審な点はなかったという。仕事ぶりもまじめだったが、今回の事件とは別の男児の家を訪れ、職員から注意を受けたことがあった。事件後も任期いっぱいボランティアを続け、辞めた後に事件が発覚した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000006-mai-soci

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目当てと思われる男児から聴きだした住所で男児の自宅前に赴いたのであれば、公私混同にして容疑者本人のみならず福岡市の管理責任も問われてきましょう。別の男児の家も訪れたと報じられていますが、有償ボランティア業務の中でその子の住所を聴きだし業務目的外の訪問したのであれば同様のことが言えましょう。それが発覚した時点で契約違反として有償ボランティアとしての雇用関係を打ち切るべきでした。

当局が注意にとどめ任期をまっとうさせたことも不可解です。

 

未成年を狙った前歴に気付かなかった例は北海道や鎌倉市でもあった模様です。

容疑者元教諭に処分歴あり@UHB報道