実刑判決@元少年院教官 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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少年院教官(34)、別の少年にも

続報


2014.3.28の産経新聞によると昨年8月末~11月末、職務中に院内で少年2人に複数回、下半身を触らせるなどの行為を強要したとして起訴されていた当該の元法務教官(34)に水戸地裁は、被害者の適正な更生を阻害し、少年院全体の社会的信頼に重大な影響を与えたと指摘したうえ、懲戒免職になるなど社会的制裁を受けたとして、執行猶予付き判決を求めていた弁護側の主張を却下し懲役2年4月(求刑懲役4年)の判決を言い渡したそうです。


実刑判決には「様々な状況から他にもやっているだろう」と立件されていない事案への予断や推察が含まれているとすれば由々しき問題ですが、それにしても初犯や審理された事例の被害者が二人であることを考えても厳しい判決です。やはり被告が国家公務員であることに加えて、少年院を舞台とした性的不祥事の構造への一罰百戒的な意味合いを込めた判決でしょうか。

いずれにせよ、全国各地の同種施設に運良く摘発されていないわいせつ教官たちがいるとするならば本当は直ちに辞職してもらいたいところですが、そうもいかないところがもどかしい限りです。

また判決をきっかけに管理側による教官監視も強化する必要もありましょう。

更正施設での収容者があろうことか教官等に性的虐待を受けることはこれを最後にしなければならないということを法務当局は痛感しなければなりません。