「中高生の女の子が好きだった」 児童ポルノ製造容疑で大学生を逮捕
(略)
宇都宮東署によると「中高生の女の子が好きで、悪いことをしている認識はあった」と供述。同じ女子生徒の複数の動画や静止画を携帯電話に保存していたほか、中高生向けサイトを中心に書き込みしていたとみて、同署で調べている。
こちら 2012.4.1(産経)
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「同じ女子生徒の複数の動画や静止画」ははたしてポルノ画像なのでしょうか?そうであるなら今回罪に問われた静止画1枚を送付させた行為に加えた容疑となっているはずですが、報道を見る限り容疑者はこの一枚だけが逮捕事由ですね。非ポルノであるならどれほど携帯電話に保存しても罪にはならないはずです。
また中高生向けサイトへの書き込みもしかり。書いた内容が逮捕容疑になっているわけではありません。
ポルノ画像の送付勧奨や買春の持ちかけ等の違法書き込みでない限りは投稿行為はプライバシーとして守られるべき案件です。なぜ警察はマスコミに公表するのでしょうか。悪人のイメージを不特定に植え付けることで送検を有利に運びたいのでしょうか?または検察に恩でも売りたいのでしょうか?そうであるならばもはや暗黒警察ですね。
罪は罪として正攻法で検挙・取調べをすべきですね。かりそめにも「合法行為を暴露して何が悪い」との開き直りがあれば言語道断です。世間知らずは警察には要りません。
付和雷同してこのような意図的な付帯事項と思われるような公表を記事にするメディアもメディアです。そのくせ大手芸能プロ所属有名人関連不祥事等にはからきし弱腰の匿名報道あるいは報道自体のスルーですから、社会の木鐸もたかが知れています。