「民主党,児童ポルノ改正案にみる規制のバランス感覚」
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(略)
以前の民主党の案は「単純所持」でも罰されるとされていたため,冤罪が続出するのではないか,捜査権の濫用に繋がるのではないかといった懸念がネット上でも噴出していたようである。今回の民主党の改正案は,有償“かつ”反復の取得として,「有償」と「反復」の2つの条件を設定している点で,処罰に慎重に姿勢が見え,バランス感覚を示しているといえる。
(略)
こちら
※企業法務ナビ (2011-08-03 )
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確かに進歩とはいえましょう。自公案とは雲泥の差で勝っていましょう。二者択一であるならばこれで決まりが望ましいでしょう。
しかしそれでも児童ポルノの定義とりわけ三号のそれは曖昧なままでは冤罪や捜査権濫用、内心の自由への侵害等の温床との懸念は免れません。
※2011年10月8日追記