2014 Gibson SG Standard Small Pick Guard | ニャンコと家事とギターな日々

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音楽やニャンコ、ダイエットの事なんかを徒然に…


今回もギターや機材関係の事をマニアックに書いてます。
その辺の事に興味の無い方はいつものようにスルーを推奨致します。
悪しからずご了承くださいませ。
m(_ _)m








ラージガード行ったらスモールガードもね!
って事で、ギブソンSG続きです。12Fに120周年?アニバーサリーのインレイが入ってます。
こっちはPUがエスカッションマウントなので、更にバイト感が増すはず…
そしてフロントPUはラージガードとほぼ同じ位置だけど、エスカッションマウントでどう変わるか…
フロントとミックスの音はラージガードより更に魅力的に感じるんじゃ?なんて淡い期待…
この辺も買った当時結構弾き比べたけど、もう忘れちゃってますからね。
(^o^;

今回はSG同士、それと前出松原さんモデルとも比べてみました。
あ、それとこの個体はギブソンの王道ラインにしては珍しくタップが効くので松原さんモデルとはタップサウンドの比較も。

まずはリア。57Classicなので、やっぱりパワー的には他の2本とも大差なしの標準パワー。

個人的な好みですけど、オーソドックスな2ハムギターのリアは標準パワーのPUが良いなぁ。リアだけハイパワー載せるとミックスのバランスが悪く感じちゃうし…
SSHやHSHのコンポギターのリアには問答無用で16kΩくらいのハイパワー載せちゃいますけどね。

(^m^



話を戻して…
リアはラージガードより更に好き。レスポールが好きだからやっぱエスカッションマウントが一番耳馴染みが良いんでしょうね。カリッとかキャンってのが思うように出せる。
となると、PRSはカバードにすればフロントはともかくリアはもっと魅力的に感じるのかな?

 

フロントはラージガードとあまり変わらない位置…にも関わらず、更にギブソンハムのフロントの感じが増した。そしてエスカッションマウントにも関わらず、57Classic(アルニコ2)だからかメロウに感じるトーン。いわゆる硬甘いギブソンハムフロントの音がちゃんと出る。ラージガードの方はちょっと惜しい感じだった。後でまたちょっと追い込んでみよう…

 

さて、ハムミックス。

ラージガード同様、Vol.とToneのバランスを取る事が出来るので、好みのトーンを探す事が可能。PRSより断然魅力的。ラージガードとは甲乙付け難い違った感触の音。エスカッションマウントだからかな…

松原さんモデルとはフロントの位置が違うので当然違う音。

ミックスの音はフロントの位置がレスポールに近い松原さんモデルが一番好きかなぁ。レスポールの音ってのがきっと染み付いちゃってるんだと思う。

 

 

さて、タップの音を。

リア単体、フロント単体のタップシングルの音はどぉ〜でも良い感じ。やっぱり普通のパッシブハムのアジャスタブルポールピース側のコイルは正直フェンダーシングルとは似ても似つかない音で、アタシにとっては全然魅力的じゃない。それでも松原さんモデルのようにフロント位置がレスポールのそれとほぼ同じならまだ使える音だけど、位置が違うフロント、そしてリアは全く使い物にならない。

なので、残るはタップミックストーン。で、このSGは各PU独立してタップ出来る。なのでリアハムとフロントタップ、リアタップとフロントハムなんて組み合わせも可能。

それによって生まれる3種類のタップミックストーンはどれも何気に魅力的。タップ同士のミックスはやっぱりフロント位置に関係してか松原さんモデルの音が良いけど、ハムとタップの組み合わせはもっとしっかり追い込めば松原さんモデルより魅力的な音に出来るかも…

ここは後で時間を掛けてじっくり試してみたいかなと。Vol.もToneも色々弄りたいしね。

 

買った当時は「ギブソンハムでタップ?そんなの邪道だよ…」くらいにしか思ってなかったんで、アウトオブ眼中、全然試さなかったけど、今になってちょっと面白いかも…と。

人間の好みなんて変わるからね。

(^m^

 

 

前回のラージガードもそうでしたけども、ネジ類がかなり緩んでました。まだ木部と金属の振動係数が一体化してないんでしょうね。特にラージガードの方…文字通り新品だし…

(^o^;

 

 

 

こっからは蛇足…

 

ハムのタップ…

普通のハムのタップは何もアジャスタブルポールピース側ばかりでは無い…

2ハムレイアウトでアジャスタブルポールピース側をアウターと言うとすれば、フラットポールピース側インナー同志のタップってのもアリな訳で。そしてその2種類のタップミックスを1台で両方出す事が出来るのがミュージックマンルカサーモデルL IIIの2ハムバージョン。タップスイッチ無しの5wayセレクターだけで出せる。このインナーミックスがストラトのハーフトーンっぽいこれまた良い音なのよ。

んでもって更に、チャーベルの2ハムモデルでタップ+3wayセレクターでインナーミックスとアウターミックスが出せる機種がある。リアとフロント単体のタップも出せるけど不思議な事にハムミックスだけ出せない…

で、今これが物欲No.1です。

(≧▽≦)

 

ま、アタシのプレイスタイルだとリアタップは全く必要を感じない。

(リアシングルサイズハムのタップはほぼストラトの音だからかなり好き)

フロントタップは無いと困るって程じゃない…

となると、2ハム仕様はL IIIのアッセンブリーが一番使い勝手が良いって事になるかなぁ。実際メチャクチャ使い易いもん。2ハムならこれ!くらいに思ってる。

コスパの凄く良かったルカサーモデルがこの円安物価高の影響でアタシが買った時の3倍くらいの値段になっちゃって、全くコスパの良く無いモデルに成り下がっちゃったから、色の派手なチャーベル2ハム買ってルカサーアッセンブリーに改造するってのをもっか策略中。

v( ̄▽ ̄;)