男三人、一時帰国 | 基礎研究者のブログ

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医学・生物学系の研究者のブログです。2012年9月からアメリカのニューヨークで仕事をしています。近況報告がてら、仕事、育児について書いています。

11月26日から10日間ほど、一時帰国してきました。


妻と三男くんは日本でお留守番です。論文のこともあるので、細胞を維持してもらっています。いや、ここは正直に話しましょう。お金を節約するっていうのも理由の一つです。でも、長男くんと次男くんだけは、なんとか頑張って一緒に連れて行ってあげることにしました。



今回も本当に忙しい中での一時帰国だったので、ごく一部の人たちにしか帰国を伝えられませんでした。伝えたところで、ほとんど誰とも会う時間がありませんでしたけど。本当に申し訳ない。。実は飛行機に乗った時の感想は、「間に合った。。」でした・・・汗





子供達のノリノリです。



今回も分子生物学会の参加が目的です。前回、海外若手研究者招聘企画に採択されて帰国した時に僕の仕事に興味を持ってくれたT先生が、今回は学会に呼んでくれました。


実はこれ、すごい偶然の賜物なんですよね。今年の6月にアメリカの大きな学会でボスが僕の話を発表してくれたことがあるのですが、その時に偶然、バーでT先生と意気投合したんです。どうせならラボによっていけよ、という話になったらしく、ラボで僕とばったり再会。その後、すでに枠が埋まっていたのに、T先生がオーガナイズしていたセッションに声をかけてくれました。こんな偶然、あるんですねぇ・・・あは



1年ぶりの日本は、やっぱり素敵でした。


いく先々で、ものすごく歓迎してもらって、懐かしいと思う間がありませんでした。アメリカとのギャップを気にしちゃう時がもっとあるかと思ったけど、笑っちゃうくらい全然笑



去年のように幾つかの研究機関でセミナーさせてもらいたかったのですが、今回は子連れなので断念。アメリカで知り合って、現在は日本に住んでいるお友達とプレイデートの約束があったので、そちらを優先しました。あとは、僕と妻の実家へ帰省。唯一に近い親孝行ですよね ・・・にんまり


それでも唯一、先ほどのT先生がご自身の研究所でも講演させてくれました(実家に近かったので行きやすかった!)。もうね、本当に本当に感謝です。招待講演を行うことは、日米ともに研究者のキャリアにとって重要な意味を持ちます。招待公演の回数が多いほど、学会に認められていることを証明することになりますからね(履歴書に書く欄があります)。でも招待する側だって大変なんですよね。特にT先生は学会のオーガナイゼーションで大忙しのはずですから。去年もそうだったのですが、こうして駆け出しの僕に声をかけてくれるのは、僕のことを応援してるよっていうメッセージなんだと思うんです。早く結果を出して、何らかの形で恩返しできればいいんですけど。



10日間に(うち半分が学会)、東京、兵庫、京都と子供を連れて巡りましたよ。我ながら、よく頑張った。


子供たち念願の東京スカイツリーにも、連れて行ってもらいました。



高いけど、確かに高いけど、、東京タワーとの高さの違いが実感できなかったのは秘密です ・・・ショック


まあでも確かに、、シルエットが違ったw。




やっぱり、日本の文化っていいですね。
食べものがが本当にウマイ!!!






いいところに連れて行ってもらったってのも、もちろんありますけどね ・・・にんまり


子供達は、これまた念願の三ツ矢サイダーに遭遇。
アメリカにはない清涼感。






続く(たぶん)