こんにちは
もじの会のブログへお越しいただきありがとうございます
今回から新しい生徒さんの作品を紹介いたします。
幼稚園に通っているSちゃん。
普段、左利きで鉛筆は左手で持っています。
ですが、筆となると左手では「はらい」「はね」が
上手くいかないこともありますので、
筆の時だけ右手で書いています。
学生時代、書道科の仲間でも書く時だけ右手という人がいたのを
思い出しました。
筆だと握力があまりいらないので、鉛筆よりは書きやすいかと思います
では、今回のお稽古の成果をご覧ください
幼児 「せ」
3画目のたての部分を長く書きすぎないように注意しましょう。
カーブもなめらかに書けるといいですね
Sちゃん
Tちゃん
2年生 「はな火」
「火」は左右の点を書いてから最後に真ん中の線を書くのを
注意しましょう。
真ん中の左はらいの線は、半分くらいはほとんど真っすぐです。
右はらいは左はらいの線の真ん中から書き始めると
ちょうどいい長さになりますよ
I ちゃん
5年生 「入道雲」
「入」はたった2本の線ですが、なんともバランスのとりにくい
書きにくい字です。
書き始めは真ん中から、左右のはらいは終わりの位置を
そろえるとバランスよくなりますよ
Hくん
6年生 「高原快晴」
「原」は「がんだれ」のよこ画から、「白」の部分がはみでるように
書きます。
「晴」は「月」が長く書けるようにその上の3本のよこ画の間を
詰めてコンパクトに書きましょう
Yちゃん
Aちゃん
Tくん
高校生 「遊子恋故郷」(清書)
Hちゃん
「郷」は3つの部分から出来ており
それぞれの大きさを考えて書きます。
「艮」の点の位置が少し下になるだけで間が抜けた印象になりますので
書く時は他の線と比べてどの位置に書くのか、をよく観察して
書きましょうね。
その点を改善して「おおざと」とのバランスもよくなりました
一般 「四海兄弟」(清書)
Mさん
よこ画からたて画へうつる線がどの文字にもでてきますが、
曲がる直前の細くなるところがスムーズに上手に書けました
「海」の点も書き方、形がばっちりになりました
一般 「遊子恋故郷」(清書)
Sさん
行書ならではの次の線に続く連綿が細くきれいな線が多く
書けています
「恋」は「心」の部分が上手に書けました。
一般 「水泳競技」(清書)
長いたて画からの「はね」に続く線が3文字ありました。
どれも同じように書きますが、ポイントははねる直前に穂先の向きを
左側から真ん中に変えることと、「はね」の部分の大きさを
大きくしすぎないこと、です。
苦戦していましたがなかなか上手になりました
次回もたくさん書いて上手になりましょう~
教室の予定と合わない場合には
お好きな時間合わせてお稽古することも
出来ますので、
お気軽にお問合せ下さいね。
もじの会 尾崎ミホ