昭和59年9月の週プロを見ていこう! | 上条武術研究所

上条武術研究所

プロレス・サンボ・合気道を経験。
月刊秘伝読者。
○現在の活動
・自宅ジムを開放(不定期)
・武術系、介護系の同人誌制作

昭和59年9月の週プロ。
ちなみに私は6歳。
キン肉マンは知っているが、リアルなプロレスは見ていないと思う。
小2くらいの時なら、ジャンボ鶴田と天龍の見分けはついていた…というか「やっと両者の区別がつけれるようになった!」みたいな妙な達成感を感じた記憶がある。

メインの話題は、テリー・ファンクが復帰するかどうかについて。
超獣コンビに挑発されて、リングに上がるテリー。テリーも復帰を懇願。
今にして思えば、プロレスラーの復帰とかどうでもいい話題なんですけど、この号の白黒ページでは馬場の心境の特集まで組んでいて熱い。

これも時代だと思う記事。
トペ・コンヒーロは、ウルトラ・トペ・スイシーダなる表記。

トペ・スイシーダにカッコで、ドラゴン・ロケット。ドラゴン・ロケットのほうがポピュラーの名称であることが分かる。
まだ、そこまで空中殺法の技が分類されていない。

渕と大仁田のポスター。
部屋に貼りたいけど、こんな貴重なこの記事を切りたくない。

長与千種のビキニ。
…。

ほとんどジョーク。
まだ、ラッシャー木村がいて、グラン浜田やマッハ隼人や剛竜馬のコマがない。レスラーの格なのか、離脱時期なのか、ちょっと調べたいところ。

プライベート写真やちょっと面白い写真の激写コーナー。あったな~。
スイカを食べる前田日明。

これは最も好きな記事。
長州とボブ・バックランドが、ロープにあまり走らないアマレスチックな異質な試合をしたという記事。
この試合の映像が存在するのであれば見たいです。
しかも、ボブ・バックランドが試合前の合同練習に参加し、若手にレスリングを教えたという写真もあります。良い記事だ。


全日本がテリー復帰なら、新日本プロレスの話題は、パキスタン遠征から帰国した話。
藤波は下痢になった話。そんなことより、アクラム・ペールワンとの死闘の裏話を話せよと。
まあ、このコーナーはどうでもいい話を書いてるから面白いんですよね。
ちょっと時代が違いますが、1998~2003年くらいの週刊プロレスのこのコーナーで、黒田哲弘さんの貯金の話と谷口裕一さんの電車の話は、何故か何度も掲載されていた記憶がある。気のせいかしら…。

読んでいて思いましたが、内容もそうですし、レイアウトやデザインもそうですが、まるで週刊女性や女性自身みたいにも思える。
昔はこんな感じだったんですね。

ただ、知らないはずなのに、懐かしいとも思えてしまうのは何故なんだろう…。