アントニオ猪木展に行く | 上条武術研究所

上条武術研究所

プロレス・サンボ・合気道を経験。
月刊秘伝読者。
○現在の活動
・自宅ジムを開放(不定期)
・武術系、介護系の同人誌制作

燃える闘魂・アントニオ猪木展 福岡に行きました。
開催初日は仕事だった為に逃しましたが、1日遅れで参加できました。

場所は、大丸福岡1階。
久々の天神。

いきなりのNWFのベルト!
アントニオ猪木と言えば、私はこのベルトかなと思います。


アリ戦のポスター。
このサイズの横長のポスターが存在していることに、当時のプロレスブームとアリ戦の熱狂を伺うことができます。


闘魂棒。
私だけかもしれませんが、Tシャツとかアクリルスタンドとかより、こういうのを販売して欲しいです。

闘魂棒を初めて生で見ましたが、プロレスラーのスーツケースみたいに、ステッカーがいっぱい貼ってあるのに驚く。
猪木にとって常に持ち歩くものだったことが想像できます。ただ、どうやって持ち込んでいたのだろう…と思いました。


初代IWGPのベルトは意外と小さい。


パネル展示で、ジャーマンスープレックスの写真がありました。
このジャーマンが歴史上、最高のジャーマンだと私は思います。


猪木の習字。
これ、凄い興味深い字です。
猪木のサインとか詩とかを見るとかなり達筆だったりするんです。でも、これは上手いとは言い難い。
勿論、半紙に筆で漢字だけを書くのには習字用の技術もいるのですが、その辺の書道経験を差し引いても、もの凄く弱々しい【闘魂】なんですよね。
【魂】の一画目とか特にそう感じるのですが、猪木が書いた生きた字ではなく、書道初心者が何かしらのお手本を真似して書いたような字に感じます。
誰に頼まれて【闘魂】って書いた作品なのかな…と思う。


新日本プロレス旗揚げのポスターを巨大サイズに引き伸ばしたやつ。熱い!
こういうのをグッズにして欲しい…。


これも興味深い。
卍固めの入り方の分解写真。フルネルソンから入るやり方と、ロープに跳ね返ってくる相手にカウンター式で極めるやり方が確認できました。
プロレス技のポイントは、極めた時の形だけでなく、入るまでの過程にあることが、この写真から再認識できます。


なんと、日曜日に藤波辰爾さんのサイン会がある。
10000円以上の購入で整理券をもらえる。会場でガンガングッズを買う人が沢山いて「景気がいいな~。」と思っていたのですが、正体はこれでした。
持っと早くこの情報を掴んでいれば…。そしたら公休の申請をしていたのに。悔しいです。
 

アリのガウン。
これも貴重。


少しだけ力道山の展示もあります。
このアームロックが気になりましたので、次のプロレス妄言動画のネタにしたいと思います。


そんな感じです。

正直に言うと、地元テレビ局のニュースにも取り上げられていた印象からすると、小さな物産展みたいな規模のイベントでした。
しかし、展示物が貴重で熱すぎましたし、売上の一部は能登半島地震の支援に使われるそうです。
猪木らしさのある良いイベントでした。

スミマセン。ポスターしか買わなくて。