毎年毎年 忘れることがない親友の誕生日。
今年も迎えた。
1年で1番親友を想う日。
今どうしているのか、それこそ生きてるのか死んでるのか分からない。
私の人生を変えた人物の3人にランクインする存在。
同い年とは思えないくらい、精神的に大人で繊細で、それでも時々高校生になってみたり、ミステリアスな面もあった。
高校生の私には到底理解できない経験も彼女はしていたし、私のような者とよく3年間も付き合ってくれたなぁと思う。
奇跡的にもクラスは3年間一緒で、交換ノートもしていた。(今の子たちは、そんな古風なことはしないかな)
その宝物とも言える交換ノートの数冊は今も大切にしている。
読み返した途端、当時に一瞬にしてタイムスリップする。
「いいこと言ってるじゃん」「こんな話をしていたんだ」「懐かしい プリクラ!!」と発見は様々あって
心がほっこりする。
友人関係には、「彼女の情報が入ったら些細なことでもいいので教えて!」と伝え、まるで捜索願いを出したかのような私。
もしも会えたとしたら、なんて話すだろうか?
もう20年近く会えていないし、連絡も途絶えている。
「ごめんね」と思わず謝ってしまうかもしれない。そして、私の存在はどんな風なものだったか知りたい。
人の出会いは、一期一会も含め意味のない出会いはないと思っている。
自分にとって何の印象も残らなければ、それまでの存在だと思う。
それは相手からしても同じ。
腐れ縁って言葉もあるし、私の両親がそのタイプかもしれない。
父に母への愛情はあるかもしれないけど、母は年々父を見下すばかりで、間違っても愛情という感情は抱いていない。
まぁ過去に色々してきた父だから、それは無理ないかもしれないけれど、たったひとりの自分の夫をもう少し大事にしてほしい。
私からしたら羨ましいことよ。
約10年振りくらいに偶然に再会した友人もいる。
きっと会いたい親友にも会えると信じて、今年もまた親友の誕生日に想いを馳せる。