もう縁が切れてしまったんだ

絶縁状態

顔を合わせることもないだろう・・・

そう思いながら生きてきて

10年振りの再会

 

実の妹

小中学生の時に「お姉ちゃん」って呼ばれていたのが本当に懐かしい

今は良い思い出だけを胸にしまい生きている

 

母には随分泣かされた

2人とも心から人を愛することを知らない女性

だから、私が主人を愛する気持ちは微塵もわからない

「うらやましい」「ねたましい」「面白くない」

そういった感情が伝わってくる

私は主人からたくさんの愛を与えられたから、愛を知ることができた

決して両親からではない

だから、この両親から私のような愛情深い人がよく生まれたなぁ

そして、同じ両親から生まれた妹なのに、どこで屈折してしまったのか可哀想に思う

 

日本人は親子であれ夫婦であれ、スキンシップを取るのが下手くそだと思う

それは海外の友人を見ていると、はっきりわかる

とにかく親子の距離が近く、子供たちはちょっとしたタイミングでハグしたり、スキンシップを求める

親もまた、子の頭や額にキスをしたり安心感を与えている

という私も、肩をポンポンとしたり握手をするのが精一杯で、ハグは流石に気恥ずかしさを感じてしまう

これもまた文化の違い・・・でも、子供たちの心の育ち方に大きな影響があると思う

小鳥のペアが互いを毛繕いし合う姿を見ていると、幸せな気持ちでいっぱいになる

特に相手を思いやる姿に涙する

歳のせいか でも純粋に美しい姿に感動している

 

編み物をするように ひとつひとつの出来事がこれからの人生を紡いでいる

偶然ではなく必然 そう受け止めて 明日も元気に歩んでく