仕事が終わって、とぼとぼ歩いて帰る。
なんだかいつもよりも疲れを感じる。
ふくらはぎが重たい。足取りが重たい。
家に着いたら、すぐにでも横になって眠りたい心境。
「睡眠不足だったしなぁ」と振り返りながら、とりあえず眠る。
目が覚めて、喉に違和感を覚える。
ムズムズ ムズムズ
わぁ こりゃ風邪かぁ??
それにしても、いきなり喉ムズのパターンは初めてだ。
翌朝になって、検温。
「37、2℃」
お! 微熱がある。
こっからもうジェットコースター式に熱が上がるのとダルさが出てくる。
発熱外来は頼れなかったので、自分でコロナかインフルかを検査キットで調べる。
頭がぼ〜っとしていたからか、両鼻をぐりぐりした細い綿棒状のと液体を混ぜ合わせた
容器を見つめたまま15分過ごしてしまった。
違う違うそうじゃない!
3滴ずつ検査キットに垂らして、そこから15分待つのが正解!!!
結果は、コロナは陰性。インフルエンザはA型の方に反応があり。。。
この熱感はやっぱりインフルかぁ。。。
特に病院には行かず、会社に報告し暫し休養をさせてもらうことに。
いつもと変わらず漢方薬を飲み治すことにした。
この数年、コロナ禍ももちろん発熱することが多くて、一時なんて解熱剤はもちろん漢方薬すら飲まずに治したこともあった。
コロナでもなくインフルでもない時もあった。
水分をきちんととり、体を温め汗をたくさんかくことが早く治すための最善の道のりだった。
今回のインフルエンザの発熱時のデータを分析したら、、、
ピークの2日間の朝4時には39℃あったことがわかった。
目覚めて大汗をかいていたのも納得だ。
1週間経過しても鼻へのダメージが大きくて、嗅覚が今ひとつ。。。
鼻の奥が時々熱い。
それから喉はムズムズは時々にまで減ったけど、乾燥したり寝る前や体温が上がる時に
咳が出やすくなる。
痛みはないが、咳き込むと喉が傷付けられ痛かった。
それからすごい咳の力が強いから、肋骨下がえぐれちゃうんじゃないかってくらい痛くなった。そうなると、咳をなるべく出さないように涙目になりながら抑えてた。
今は確実に回復してきていて、仕事にも復帰し、無理のない範囲で動いている。
お世話になった漢方薬は。
葛根湯。麻黄湯。麦門冬湯。桔梗湯。
そして、咳に効くツボ押しや、リラックスできる香りや音楽を取り入れる。
紅茶やコーヒーのカフェインを飲む。
いわば自分による人体実験でもあり、自分の耐性とか弱点とかを発見する機会になった。
暴飲暴食や生活のリズムが乱れやすくなる、この時期。
働き者の日本人。
自分へのご褒美をちゃんと用意して年末年始を楽しく過ごそう。