この時期なのであえて「ハウストレーニング」の必要性と愛犬の心の自立と安定 | 京都市左京区でペットロス・ペットの終活までサポートする デイケア型トリミングサロン ファニーテール

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お正月も元気にお仕事しておる

MJ・YUKAKO&ファニーテールですよ~



さて、この時期ホテルに愛犬を預ける方も多い事と思います。

私はそういうワンコを預かる立場でございますが

常々思いますのは


全ての飼い主さん!!

自分の犬にはハウストレーニングを

きっちりしてあげて下さい!!!



って、事です。

これに関しては過去にも記事にした事はありますが

この時期だからあえて、改めて申し上げます。


自分の愛犬にはハウストレーニングを

きっちりしてあげて下さい。




今も私のお店にはお泊りのワンコがたくさんいます。

その全ての子がそうではないのですが

本当に

冗談抜きで

一晩中吠えてる子がたまにいるんですよ。

多少の吠えは珍しくないです。

基本大人しい子でも、店内に人の気配があれば

その刺激で吠えがでる事はあります。

他の犬の姿を見て吠えてしまう子もいます。

そんなのは想定内。

でも一晩中鳴き続けるというのは

ちょっと・・・いや、とてもかわいそうです。



昨夜も少し体調が気になる子がいたので

ベビーモニターを自分のベッドの横に置いてたのですが

本当に一晩中鳴いてる子がおりましてね。

その子の声で、私が気になってる子の様子が

全く分からない状態でした。


そらこんな状態でお泊りしてたら

帰ってから体調おかしくなるんも当然やわ

と、思います。



よくね、ホテルに泊まった後に体調崩すって話があるでしょ?

で、時々

「ホテルの対応がどうのこうのやったんじゃないか」

みたいな意見がでるじゃないですか?

そうじゃなくても

「うちの子は淋しがりやから・・・」とか

「他の犬がいるとこは苦手やから・・・」とか

とにかくホテルや犬の性格のほうに

フォーカスされやすい気がします。

私は自分がホテル経営してる側やから

あんまりこういう事いうと自己保身みたいになるので

いやなんですけども

その体調不良は本当にホテルや犬自身の問題ですか?

と思う事も多々あるわけですよ。



世の中のドッグホテルやってる人が

どんな考えで他人様の犬を預かってるか?

そりゃ私には分かりませんけども

そんなええ加減な気持ちで預かってる人ばっかりでは

ないと思うのですよ。

体調崩すことのないように

元気にニコニコ飼い主さんの元に帰ってほしい

そう思ってる人がほとんどやと思います。

私と同じように

自分ができる事の限界を感じて

心に葛藤を持ちながら

お世話してる人もたくさんおられると思うんです。

お世話できる環境にもいろいろ制約もあるでしょうし

対応しきれる事ばかりではないのも現状です。



ならば自分の犬が快適にお泊りできるようにするには

どうしたら良いのでしょうか?

私は自分の犬なら

自分がいなくてもそれなりに過ごせるように

犬の心を自立させるようにしてやりたいです。

普段から他人や他犬との関わり方を含め

自分自身の我が子との関わり方を冷静に考えたいです。




犬は本当に可愛いです。

犬の欲求や感情には無条件で答えてやりたくなります。

でもそれが本当にその子のためになる事でしょうか?

自分がいないとダメな犬って

そら可愛いかもしれないです。

私も犬とはべたべたイチャイチャしたい飼い主ですから

犬が自分にいろいろ甘えてきたりするのは可愛いし

なんでもいう事聞いてあげたくなります。

でも、もしも自分がそばにいれない事があったら・・・

それが短期なのか長期なのか

その時間の長さにかかわらず

アナタは自分の犬の世話を何の心配もなく

他人に任せる事ができますか?


個人なのかうちのようなショップなのかはさておき

信頼のおける預け先を見つけるのはごくごく当たり前の話で

それ以前に自分の犬が、普段あまり接触のない人や

見知らぬ場所に行った時に

安定したメンタルを保っていられるという自信がありますか?

アナタの犬は

普通にご飯を食べて

普通に排泄をして

普通に眠ることができますか?

もしどれか一つでも出来ないだろうな、と思う事があるなら

今すぐにでもその子に対するご自身の在り方を

見直されるべきではないかと思います。





自分たちだけが楽しい休暇を過ごすのではなく

飼い主を待たねばならぬ愛犬にも

リラックスした時間を過ごせるように

普段から考えてあげて下さい。

安定し自立した心理の犬に育てるには

常日頃からの飼い主さんの努力しかありません。

頭痛・歯痛には鎮痛剤!みたいに犬の心理に効く

そんな便利な特効薬は犬との暮らしにはありません。

ほんの数日のお泊りだからと思うかもしれませんが

私達人間にとっての数日と犬達にとっての数日は

そもそも時間の重さが違うのです。



今回はホテルにお泊りの場合のお話になりましたが

ハウストレーニングが必要な理由なお極めつけは

避難生活です。

今の時代、いつどんな災害や事故に巻き込まれるか

分かりません。

住み慣れた家を離れる事を余儀なくされる場合もあります。

避難所での共同生活をせねばならん事になるかもしれません。

そんな時にハウスで落ち着いていられるかどうか?

これがその子を守れるかどうかの

分かれ道になる可能性だってあります。





そうは言われてもどうしたら良いのか分からない

という方は、遠慮なく私に相談して下さい。

アナタの犬育てのお力になれることが

あるかもしれません。













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