メカぼ博士のブログ -13ページ目

メカぼ博士のブログ

高砂市のご当地キャラ「ぼっくりん」の敵
メカぼっくりんを生み出した博士のブログ

アスパ

人ごみの中、メカぼっくりん

白く光る。

 

向島公園・海浜公園

砂浜に向かってたくさんの家族連れ、砂浜の真ん中にいるメカぼっくりん

光る

 

宝殿駅

電車が通り過ぎると向こう側のホームにいるメカぼっくりん

電車待ちをしている人々に向かって光を放つ。

 

研究所

設計図を覗き込んでいるメメッカと助手

「博士って・・・たぶん、馬鹿なんだよ!」

というメメッカ。

「博士の悪口言わないで!」

と助手が制するが、

「悪口ではなく、単なる感想なんだよ。この装置・・・伝えたい情報の入力と保存をする部分が全くなくって、メカぼの電子頭脳に直接つないでしまっているんだよ!」

「博士!素敵!っていう情報が、伝わっているわけじゃない。っていうことは・・・」

「なんの情報が伝わっているか分からないんだよ」

「メカぼを見て光を浴びた人に強制的に埋め込まれる情報・・・メカぼは、何を人々に入力してるの?」

「さあ、わからないんだよ」

「とにかくメカぼを止めなきゃ!」

と先ほどのモニターに向かい

「メメッカ!この「ぼっくりんストーカー装置」のプログラムコード見せて」

「助手!ストーカーではないんだよ!恋する乙女の熱い思いなんだよ!」

「もう、どっちでもいいわ。」

メメッカがキーボードを操作し、画面にプログラム本体が表示される。

助手はそれを流してみながら、

「これ、ぼっくりんの生体情報をなにで受けてるの?」

「ぼっくりんの固定パルスと同期する物質があるんだよ。それでパルスの強弱情報とGPSを・・・」

「わかった!ありがとう!でも、機械でもない人間でもないぼっくりんの反応なんて、よくわかるわね?」

「恋する乙女に不可能はないんだよ!」

「はぁ?・・・こっちは恋してるけど、不可能だらけよ・・・」

「それは、助手がヘタレなだけなんだよ!さっさと告白しちゃえば・・・」

「うーるーさーいー!あんたみたいに「見てるだけで幸せなんだよ!」ってわけにも行かないのよ!まあ、あんたの場合見ていだけ!がかなり過激な感じだけどね」

「助手も私を作った頃、見てるだけで、って言っていたんだよ」

「確かにそうだけどね・・・」

モニターに刺さる線を分岐させて、

「このセンサー分けてもらうわよ」

「ぼっくりんが見えなくなるのは嫌なんだよ!」

「大丈夫。システムをもうひとつのパソコンにコピーしたから。元のシステムが大丈夫かどうか確認してね。こっちは、ぼっくりんのパルスの代わりに・・・えっと、メカぼのパルスって?」

「博士の生体情報で大丈夫なんだよ。メカぼは、博士とリンクして、博士の感情・・・特に悔しさとか妬みとかをエネルギーにしているんだよ。」

「そっか。博士の情報なら、私のデータベースに入ってるからそれをコピーしたら大丈夫だね」

「・・・助手も十分ストーカーだと思うんだよ」

「なんかいった?」

「なんにも言ってないんだよ」

とあわてて自分のモニターに向かうメメッカ。

作業を進める助手。

「これで、OK起動させるよ!」

「ちょっと待って!なんだよ」

「どうしたの?」

「これを見て欲しいんだよ」

「え?」

「ぼっくりんの反応が薄くなってきているんだよ」

 

画面の中でぼっくりんを示す点が明滅していた。その色が次第に消えていこうとしているように見えた。