いやー待ちに待った久しぶりのsakura DAY

川崎の飲み友達の一人が転勤が決まってしまい、いわゆる送迎会で、まだsakuraを味わったことがないとのことだったので、

 

「お前、sakuraを知らずに川崎からいなくなるんじゃねーよ!!」

 

と言って、sakuraでの開催となりました。

男5人でカウンター。

 

ということでいつもの長い長い解説が始まります。

 

職人の手つきはそれだけで芸術

 

あ、過去の鮨匠sakuraレビューは

 

 

 

 

 

と、こんな感じ。

ということで今回行ってみましょう。

 

まずは、店内に入ると、超巨大黒鮑がさりげなさま何もなくどーん

 

待ち合わせに一番乗りだったので白穂乃香で喉を潤しながら待機

 

一人遅刻だったけど全員集合したところで乾杯。

まずは先付

 

タコの柔らか煮?蒸しだこかな?と、貝ひも。

sakuraは品数が多いので、いつもボリューミーなんですが、今回も噛めば噛むほど味が出て食欲中枢と満腹中枢を刺激する一品からスタート。

俺大丈夫かな?と若干の不安を抱える。

え?味?

そりゃうまいですよ。どちらも噛めば噛むほど味が染み出してきます。だからいつまでも飲み込みたくない。

そんなスタート。

なので早くも日本酒へ。

 

磯自慢別撰

 

あ、これ好きなんですよ。と言ったら日本酒ソムリエが

「これは笹浦さんにはまだ出していないやつです」

 

と。くそー、永遠に追いつけないぞ職人め(心地いい笑)

スッキリしていて味わい深いとはこのことなんだよなーって本当に思います。

俺今年静岡滞在長い予定だからこれ一升で買っちゃいそうだよー。

 

初鰹

 

3切とも違う楽しみ方で。

ヅケとたたきになっているんだけど、ヅケは片方はなんとマスタード。

これがうまいんです。マスタードの適度な辛さが絶妙なアクセントになっていて、ずっとこれだけでも食える。

そしてたたきは初鰹とは思えないくらい濃厚。

一般的に戻り鰹に比べて非常にあっさりしている初鰹だけど、全然ジューシー。

 

しめ鯖

 

そう、これしめ鯖なんです。

しめ鯖をガリと大葉と聖護院大根の千枚漬けと一緒にノリで巻いてあるしめ鯖。

この鯖がまた絶品。

炙りシメサバなどでよく出てくるノルウェー鯖の脂の乗り方とは全くの別物。

でもきちんと脂のっております。毎日のしめ鯖がこれだったらなー。

聖護院大根の千枚漬けの甘さとガリの甘さと辛さの同居と組み合わさってもう素晴らしき一品。

聖護院大根と桜島大根ってかわいいよね。

聖護院大根

 

桜島大根

 

日本酒も次に進みます。

 

茨城のスッキリ系日本酒1314太平海

 

フルーティー系寄りのスッキリ日本酒。

花粉症の詰まった鼻が憎いやつですね。

 

そして!!

次が、最初に出していた職人の仕事シリーズ

 

え?まな板にカクテルグラス??

不思議な光景のようですが、sakuraでは割と日常。

 

これが、こう出てきます。

 

もう少し上から撮ればよかった。。。

カワハギの肝とあおさのりで作られたプールをカワハギの身が泳いでおります。

濃厚でクリーミーなカワハギの肝が本当に抜群に美味しい。

主賓曰く、「このプールがあったら食い続けられる」という一品。

肝が余るのでそこにちょこっとシャリを投入してそれを絡めて食べ切る。

いやー、素晴らしい!!

これぞsakura

 

子持ちヤリイカ

 

シーズン限定ヤリイカの子持ち。

なんと表すのが正解かな?餅米のような食感でほんのり甘味があって・・・・

そして子持ちでぎっしり詰まっているので小さいけど食べ応えも抜群。

 

蛤と筍の春のお椀

 

これまた暴力です。

大味にならない限界の大きなサイズの蛤からたっぷり出たエキスと、爽やかな筍の食感。

蛤は噛めば噛むほど味が滲み出てきて、飲み込むのがもったいなさすぎる。

この汁毎日飲めたら幸せだろうなー。

 

京都伏見の澤屋まつもと

 

老舗のめちゃめちゃかっこいいラベルで登場したこの日本酒。

最近の日本酒ラベルって完全にワインより上だよね。

ラベルのかっこよさがそれぞれのメーカーこだわりがすごい。

もちろん味あってのものだけど、味は確立されているから海外向けというかブランド嗜好というか、センス合戦みたいなところがあってすごいなーと思っている。

味わいは深めだけどキリッとした感じ。

うーん表現難しいな辛口系です。

 

黒鮑の天ぷら

 

最初にいた約17年ものくらいの黒鮑はまさかの天ぷらで登場。

火の通りは最小限。甘味は最高潮。

身の部分はもちろん抜群に美味しいんだけど、それをさらに凌駕してきたのが、肝。

白子の天ぷらとかと同様にクリーミーが口中に広がっていきます。

マジで絶品!!素晴らしいですね黒鮑さん。

 

ここに登場するのは、ピンクのラベルの

うきうき山本

 

これ、薄めの濁り酒。

濃厚な鮑の味を洗い流すようなタイミングでクセのある濁り酒出してくるなんてーと思ったら、

クセ全然ない爽やかスッキリ濁り酒。

そりゃラベルのピンクですよ。桜であり爽やかさの象徴であり、春限定みたいな。

 

で、またがっつり系

松葉蟹とトラフグの白子の椀

 

ほんのりとろみがついていて一面に松葉蟹が散らばっているこの椀の中心にドンと構えるはトラフグの白子。

味がジュワーと口の中を支配してきます。そこにうきうき山本合わせるのがうまいうまい。

「豆腐がなかったので代わりにトラフグの白子入れておきました」

とは店主栗田さんの言。

そんな奴いるかー!!と思わずツッコミ入れざるを得ない。

いわゆる口に入れた瞬間笑っちゃう奴ですね。

 

目抜けの焼き物

 

焼き魚はメヌケ。

もうさ、深海魚ってすげーうまいやつばかりだよね。

高級魚ばかりだけど。

メヌケももちろん裏切ることなし。

かわまで美味しいのが本当に最高。

あとね、付け合わせにちょこんといるピクルス。

こいつも絶品なのです。

 

さあ、ここからは握り

 

トップバッターはスミイカ

 

厚みのある切り身にお仕事たっぷりの包丁が入り、五色胡麻がかかったスミイカの握り。

厚みからびっくりするくらいの柔らかさと甘味が現れてきます。

 

ここで最高の日本酒登場

日本酒界のドンペリ

 

黒龍しずく

 

いやー初めて飲んだわ。マジで。

これは、今日送別会ということをsakuraを紹介してくれた重岡先生に話をしていたら差し入れだって言って出てきました。

差し入れでドンペリ出てきます??

という代物。もうねーさすがだよねー。すげーうまい。

ボキャブラリー貧困ですいませんがすげーうまいものはうまいんですよ。

福井和紙を使ったこのラベルも超絶かっこいいよね。

 

黒龍を知らない人はこちらをお読みください。

 

 

ヒラスズキ

 

ずっと食べてみたかった高級魚。

スズキってついているけどもはやスズキとは別物。

どっちかというとマダイ食べているような感じ。

すげーうまい(貧困)

 

春子鯛

 

出たーその時期しか食べられない手間の込んだ食材春子鯛。

小肌のシンコみたいなもの。真鯛の子供。

これは酢で締めて3日経ったにぎりらしいのだけど、まず、酢じめ感がまるでない。

そして、素晴らしく美味。爽やかな中にさすが真鯛。しっかりと味わいは存在している。

 

箸休めのガリ

 

新生姜最強だよね。結局3本くらい食べた笑

 

サヨリ

 

関(かんぬき)と呼ばれる超大型のサヨリ。

こちらも高級魚です。

この大きなサヨリを包むように握りにする。

すげー技術だなー。サヨリ大好きなんだけどこれはまた格別。

 

シラウオ

 

サヨリですげー技術だなと言ったが、さらにすごい技術。

白魚の握りですよ握り。

なぜこの形に整うの??

味はほんのりと甘味がありそして心地よい骨心地というかなんというか。

まあ、「うまい」なのです。

 

そして、またまた高級日本酒が。

 

三重県の銘酒

而今(じこん)

 

シラウオも三重県産だったので揃えてきた?

黒龍の後に出せる日本酒ということで選ばれた??

いやいやいや、塾生マグロをスッキリ食べるための而今でした。

さすがでございます。

 

ということで、

 

熟成マグロ

 

もうね。多くを語る必要なないけど、マグロは熟成の方がうまいですよー。

 

ホタルイカ

 

これ、ホタルイカなんです。

3月1日に開漁されたばかりというホタルイカのニュースは見たけど、その旨味を軍艦じゃなく握りで味わうためには?

と栗田さんが、考えて出した結論がこちら。

軟骨とか目とか硬い部分を全部取り除いてからひたすら叩きというなんとも手間のかかった握り。

ホタルイカってこんなに濃厚だっけ??

ていうくらい濃厚な味が口の中に広がります。素晴らしき一品。

 

熟成大トロ炙り

 

脂は食べ物ー。

口の中に広がる脂の旨さたるや。

口の中で溶けていくこのマグロさん。

もうね。ただただ感服ですよ。

 

ここからは恒例の手のひらシリーズ

活とり貝

 

出す前にパンってやるの。そうするとうねうねうねって掌の上で踊るの。

これも一年でこのシーズンしか食べられないらしい。甘味が半端なく滲み出てきて、

貝の素晴らしさを存分に味わえる。

あー、なぜ動画にしなかったんだろう。

 

活赤貝

 

こちらも動く活赤貝。

包丁の仕事っぷりが半端ない。

しかしこの日に限って言えば赤貝が先でよかった気もする。

この赤貝ももちろん甘味抜群の味わい抜群だったんだけど、とり貝の旨味が素晴らしすぎて素晴らしすぎて。

 

うにとイクラの手巻き

 

きみ簡単に現れるんじゃないよといううにとイクラがこんにちわの手巻き。

もう何か語る必要ない奴です。

 

そしてそこに出てきた最後の日本酒

No.6

 

これは純米酒タイプ

甘めでキリッ。海外受けしそうな味。ワイン系というべきか。

 

赤だし

 

出ました。なめこの赤だし。

そうです。もちろん山椒入り。

これが本当にうまいんだよなー。

 

そして、大トリはこのお方

 

溶けるアナゴ

 

今回はタレ

(5人中3人jはタレと塩両方食べていました)

相変わらず王様のような風格。そして味わい。

最高すぎますね。

 

で、デザートがわりにこちらも出ました。

本当の江戸前卵焼き

 

卵焼きって言われないと本当にわからないよね。

甘くてギュッとしていて。

何時間もかけて焼かれたまさに至高の味。

 

ということで今回も大堪能。

ただ、20時閉店という制約だけが本当に残念。

それでも流石のサービスと味。

演出され尽くした世界。

 

友人たちも大満足だった。

 

ああ、次はいつ行けるんだろう。

sakuraに行けるようにまた頑張ろう。

 

 

笹浦今後の予定

 

令和2年度川崎市都市ブランド推進事業第2弾「7つの魅力」公開

 

 

令和2年度川崎市都市ブランド推進事業「川崎シビックプライド」が、アーバンデータチャレンジでファイナリストに選出。

決選投票できます。

詳しくはブログで。

 

 

 

笹浦演出

朗読劇「ゴミが見える!」

3/21

@新宿文化センター小ホール

チケットはこちら

 

笹浦演出

ファッションショーブライダルイベント

『花の御寺』で観音様に感謝する特別な1日

3/28

@奈良 長谷寺

 

笹浦舞台監督

ヒロセプロジェクト

「Life Goes On ~ボクはボクなりに夢を見る~」

5/13〜16

@ラゾーナ川崎プラザソル

 

笹浦舞台監督

Dance Company MKMDC

「ORICHIKA15」

7/10,11

@和光市民会館大ホールサンアゼリア

 

笹浦舞台監督

Envisionnexstage

「Footstep vol.1」

7/24,25

@埼玉会館

 

笹浦演出

静岡市子どもミュージカル

8/21,22

@静岡市民文化会館