『孤独のグルメ』。
原作:久住昌之氏 作画:谷口ジロー氏
もともとは1994~1996年にかけて
『月刊PANJA』という雑誌に連載されていたそうですが……
カチョーは今年の1月頃、『週刊SPA!』誌に
掲載されたのを偶然目にして以来、気になっていた作品でした。
今年の4月、扶桑社から復刊されていたものを最近購入……
ハマってます♪
幼少より父の影響で古武道をたしなんでいた推定40代前半。
コノ『孤独のグルメ』という作品、そこらのグルメマンガとの違いは
『食べたものの解説』ではなく
『食べた井之頭五郎の心理描写』に徹しているところ。
『中年男の悲哀』といってしまえば陳腐ですが
鍛えられた身体にそれなりのルックス、
そして独身貴族ならではの財力があると思われますのに……
なんかツイてないし、色々とヘタクソ(笑)
【ツイてない①】
『煮込みは無い』と言われているのに、再び『煮込み』を頼む。
不運というより読みが浅い。
【ツイてない②】
むしろ焼きそばがメインで来たのに、お目当てのほうだけ断られる。
コレはかわいそう……
【ツイてない③】
元々メニューに無いものを、あるものと決め付けてオーダーし、当然断られる。
なにが『え』だ。
【ツイてない④】
挙句の果ては、目を輝かせながら決めたのに時間メニューの壁の前に崩れ落ちる。
期待していただけにそのギャップは大きい……
井之頭五郎さん、稼業は大丈夫ですか?
【ヘタクソ①】
『豚肉炒めライス』と『豚汁』を注文したのはアンタだ。
【ヘタクソ②】
チョッと渋めに『ラストの2枚………あれが効いたな』って、
回転寿司なら無理に食べる必要はないだろっ!
【ヘタクソ③】
いい大人が焦って注文した結果
そもそも『うな丼』に『岩のり』って……
【ヘタクソ④】
他にも色々なメニューがあるのに、確認もせずに注文するからだ。
【ヘタクソ⑤】
コンビニでなんだか浮かれて買いまくった結果、お会計1,800円超え。
もう一度言いますが、主人公井之頭五郎は推定40歳代前半。
実はカチョー的に『ああ、コレわかる!』的な要素が多く
最初から最後まで楽しめました♪
街を歩きながら『絶対大盛で食おう』って、君はカチョーか(笑)
ちなみにコノあと、いざお目当てのお店に行き着いたら
ちゃんとつぶれていました。
おそらく、この作品を知らない方のほうが圧倒的に多いはずですが
知る人ぞ知る的なコアなファンが多い作品である事もまた事実。
え?カチョー?もちろんコアなファンを目指しています(笑)
『孤独のグルメ』皆様も機会があったらぜひ
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