企業戦士が時としてかかる病、二日酔い。
この世には、その病に苦しむ戦士たちに
そっと手を差し伸べるステキなメニューが……
カチョーの勤務先から歩いて5分ほど
『GUSTO札幌石山通店 』へ。
ただのランチではありません。
あくまでも、仕事のために病を癒しに来たのです。
あくまでも、クスリ。
くどいようですが、午後からの仕事に備えての治療です。
鍋の中身は豚肉、
半熟たまご、半玉うどん、
豆腐、ねぎ、もやし、キムチ…………
身体を癒すために
ごはんの大盛が必要かどうかは
スルーの方向でお願いします。
キムチを合わせてライスにオン。
辛口とはいえ旨味が先にたち、
後から丸みのある辛さがジンワリとしみてきます。
なんて優しいんでしょう。
うどんをすすりつつ、合間にスープを口に含みます。
ちゅるんとしたノド越しと共に、スープが流れ込み……
もう一度言います。
なんて優しいんでしょう。
キムチが携えるまろやかな酸味が
カチョーの弱り気味な胃袋を
ゆっくりと目覚めさせてくれます。
ごはんですら重く感じることもあるでしょう。
そんなときには豆腐です。
ホロッと崩れるようにやわらかい豆腐が
カチョーの身体を内側から丁寧に撫で回してくれます。
無理もないことですが、
ココはぐっとこらえて最後にとって置き
ごはんの上に乗っけて
スープをかけまわします。
はやる気持ちを抑えつつ、丁寧にたまごを突き崩します。
半熟の黄身がトロッと広がったら、もう我慢は不要。
お行儀は悪くとも、美味しければそれはジャスティス。
時折感じるもやしのシャキッと感が良いアクセント。
ザッパザッパとかき込んでしまいます。
突発的に襲われる二日酔いと言う病の魔手から
優しく救い上げてくれる赤いナイチンゲール。
食べる前は重く感じたその身体も
食べ終わる頃には軽い発汗とともに細胞が活性化しています。
カチョーの身体もコレでよみがえりました。
治療完了です。
さぁ、午後からもガンバロ。
ゴチソーサマでした