カチョーの父親はココで育ち
その後カチョーはココで産まれ、2歳まですごしました。
この家が建てられたのは昭和20年ころ。
なんと!もう60年以上経っているのです。
土地代にしかならないことがほとんど。
例えば土地1,000万円、建物0円で合計1,000万円、のように。
場合によっては建物の解体費用を差し引かれて
土地1,000万円、建物▲100万円で合計900万円なんてことも。
それではなぜ、建物代は0円になってしまうのでしょうか?
簡単に言うと、日本の税制上築20年以上経った建物は
価値が0円(木造の場合)であると見なされるからなんです。
※注:木造は20年、鉄骨造は35年、RC造は47年です。
ひいき目ですが、本体はマダマダ頑丈、100年は持つでしょう。
それでも建物の市場価値は0円って………
もしもカチョーがこの業界で仕事をしていなかったら
きっと激怒していたかな………でも、それが現実なんです。
福田首相により『200年住宅ビジョン』が提言されました。
コレは簡単に言うと、
◎200年の耐久性がある住宅を建てましょう!
◎住宅を200年もたせる工夫をしましょう!
◎築後数十年経った建物に価値をもたせ流通させましょう!
◎そのために税制上・法規上様々な優遇措置を講じます!
というお話であり、まだ一般的にはピンと来ていないのが現状。
まだまだ短いスパンでのスクラップアンドビルドが全盛です。
しかし、多方面から法整備がなされ、市場の意識が変われば
今後の建設はドラスティックに変わっていくことでしょう。
現に、カチョーの生家を建てた大工さんは
60年前にして既に100年住宅を成し遂げているんです。
今の技術をもってすれば200年住宅は可能。
200年住宅を不可能にしているのは日本人の意識。
日本の建設・不動産業界は今まさに変革のときを迎えようとしています。
『200年住宅』というキーワードはその最たるものと言えるでしょう………
日本の住宅を変える耐久材とは?
そして変わり行く時代にナニをすべきか?
詳しくは ⇒ こちら です。