社内提案コンテスト回答編 ~メールのワナ | 札幌にある不動産会社の経営企画室 カチョーのニチジョー

札幌にある不動産会社の経営企画室 カチョーのニチジョー

【当Blogは、平成22年9月15日を以って更新を終了しております】

◎保存用データー以外のものについては極力印刷を避け、
メールで送信するなどを基本にしたほうがいい。
(未だにFAXを多用している部門が多数あり)
◎取引業者への紙での書類渡し。
電子データーによるやりとりが必要です。
もう一点は注文書,及び見積書の電子化です。
今まであまりにもアナログ的です。ほとんど電子化できる。
◎パソコン上で見られるものでも紙で出す(のがムダ)。



意識付けを徹底してやるべきです。委員会としても強く推奨します。
ただし、電子化におぼれて本質を見失わないように注意しましょう。


実施にあたって難しいことは何もありませんので、
意識付けと慣れの問題だと思われます。



念のため、最近実際にあった事例をもとにあえて注意点を挙げます。




【納期3週間前】


書類の原案をメールにて送付。
送付先は年配多忙を極める方なので、

遠慮して特に念を押すことはせず。
忙しいのかな……と思い2週間返事がないまま経過する。




【納期1週間前】


ここで初めて先方に電話で連絡。
進捗状況を聞くが、先方はわかりましたという返事。


何がわかりましただっ!返事はスグによこせよっ!


と言いたいところを遠慮して電話を終える。




【納期3日前】


返事は来ない。さすがにおかしい。
改めて電話すると、先方から


メールがコチラに届いていないですよ……なにぃっ!


あわてて自分のPCを確認していたところに、先方から連絡が入る。


スイマセン、メール届いていました。
っていうか、コレ、貴方に返信していませんでしたっけ?


……いい加減にしろぉ~っ!


間違いなく原案のメールは送ったし、返事は来ていない。
俺は悪くないっ!



確かに先方もだらしないですが、
コチラにも落ち度がありますよね。


連絡方法が紙ベースであろうとメールであろうと、
到着確認・受領確認を怠っては意味がありません。


上記には控えめに遠慮と書きましたが、これは送付側の怠慢です。


◎業務の重要度が高いとき
◎先方が忙しいとき
◎メールに慣れていない方のとき


などは先方から煙たがられることを恐れずに、慎重かつ確実に進捗確認を行いましょう。



データーの電子化はあくまでも手段です。
データーを管理して運用するのは人間であることを忘れずに!