社内提案コンテスト回答編 ~報告書・日報は誰のため? | 札幌にある不動産会社の経営企画室 カチョーのニチジョー

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【当Blogは、平成22年9月15日を以って更新を終了しております】

毎日の報告書が無駄




報告書って実は自分に対する報告書にもなります。


無駄にするかどうかは貴方次第なのです!



これ、気持ちわかります。

私自身も営業をしていたときは腹を立てながら書いていた覚えが……。


確かに『報告書』というタイトルの書類ですから

『こんな書類を作る暇があったらお客様に営業電話の一本でも……』

なんて考えるのもやむをえないでしょう。


でも、今日からは考え方を変えてください。

『報告書』(『日報』という言い方もあります)は上司のために書くのではなく

自分のために作るのです。



『報告書』を読むのは上司だけではありません。

実は貴方の報告書の一番の読者は『未来の自分』です。


言い換えれば『報告書』とは『未来の自分に向けた手紙』とも言えます。




自分のつたない体験談ですが。



ある程度勤続年数が長くなってマンネリ気味だったときに

ふと昔の報告書を見直したことがあります。

初めて契約を取れた喜びやどうして失敗したかという理由

そして目標数字の決意表明や将来に向けた抱負。

正直、赤面モノではありましたが刺激を受けて立ち直るきっかけになりました。



数年ぶりにお電話をくれたお客様。

その当時の報告書を見ながら思い出話をすると非常に感動してくださり

びっくりするくらいスムーズに成約しました。



退職した社員の顧客様からのクレーム。

たまたま自分の報告書にその顧客様のことが書いてあり

それがヒントとなって解決したこともありました。



皆さんは報告書を書いて何年になりますか?


2年や3年ならまだまだヒヨッコ。

黙々と報告書を作りましょう(^O^)/


5年10年書き続けたとき

その報告書は絶対に値段の付けられない貴方だけのベストセラーになります。



だからといって報告書に毎日長々と書く必要はありません。

箇条書きでも良いですから要点をまとめたものでも最低限の備忘録くらいにはなるでしょう。

大切なのは毎日の継続と積み重ねです。


貴方の報告書がムダなものなのか宝物なのか。

それは貴方の使い方と考え方で180度変わります