[前回ブログ 修学旅行② の続き]
K君の修学旅行に浮かれ気分で同行(尾行)中。
ところが、1日目からK君が薬ケースを紛失するというトラブルでした。
過去の実績より、K君はこういうトラブルがストレスとなり、発作が起き易くなる可能性があります。
ましてや修学旅行という非日常な状況、こんな時は要注意なのです。
1日目のホテルは嬉しいことに天然温泉併設なので、一応は温泉に入ったのですが、スマホに緊急連絡があるかも、と思うと少々落ち着かない入浴でした。
まぁしかし、最悪、痙攣発作が起きたとしても、集団行動しているうちは致命的なことにはならないのです。
そう思うと、少し落ち着きます。
早朝からの移動もあってか、1日目は温泉のあと爆睡しました。
2日目。
少し嬉しいことがありました。
この日の御一行のメイン行事は午後からの外でのアクティビティだったのですが、15時頃にK君からLINEで、「暑くてヤバかったから先生に言って俺だけ休憩」と。
このLINEが少し嬉しかったのです。
文面だけでは大した内容ではないのですが、私にとっては、K君の成長と希望を感じた内容なのです。
つまり、K君が自分の意思で発作をコントロールした初めての瞬間だったのです。
K君はスポーツや入浴のような体温が上がる時に発作が起き易い明確な傾向があります。
本人もその傾向はわかっているけど、それを自分の意思だけで抑制することまではできないのです。
[精神年齢]=[実年齢×0.7] のK君は学校の体育では発作のことなど忘れて子供のように張り切ってしまのでしょうね、体育の授業から何度も発作が起きているのです。
そんなK君がこのたび初めて自分でブレーキを踏んだー
こうして1回でも多く発作を減らすことができれば、将来の自立への希望の道が開けてきます。
もしかしたら、修学旅行という特殊な状況がK君を成長させたのでしょうか。
この日の午後は、FMラジオでずーっと「竹内まりや特集(本人出演)」が流れていたこともあり、半減していた浮かれ気分を大きく取り戻した日になりました。
[次回へ続く]
