続・クマ射殺について | miのブログ

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前回のクマの続きです。
炎上覚悟で書きます。

クマを殺さずにすむ方法ですが、
凡人である私には何も浮かびません。
前回の記事で書きましたが、麻酔銃は
現在の技術では実践は困難でしょう。
更なる麻酔銃の進歩に期待するしかありませんね。
もしくはドラえもんの秘密道具に出てくる
ようなシロモノが開発されるのを待つしか。
私一個人の力でクマ救済は不可能です。
その為、私は射殺については
「現状はやむを得ない」と思っています。
繰り返し書きますが、決して全面賛同はしていません。
クマは可哀想だし、心苦しいし、
このままにしておくべきではないと思っています。
食べる目的以外で喜々として
動物を殺す人には嫌悪感を覚えます。
しかし、私には札幌の方々を責めることはできません。
その場に住んでいないどころか、
クマを生で見たことすらありませんから。

一つ、忘れられないことがあります。
このことでなく、以前のクマ射殺の件ですが、
ヤフコメでこんなものを見たことがあります。

「そんなにクマが怖いなら引っ越して
都会に住めばいいのに。クマを脅かして
いるのは人間達の方ですよ。」

↑他人事全開ですね。
なんて無責任な発言なのでしょう。
非常に怒りを覚えました。
中学生が書いたんでしょうか?
いえ、中学生に失礼ですね。
クマ可愛さで自分に酔ってるんでしょうか?
しかも怖ろしいことにこのコメントに
賛同している人が100人以上もいました。

このコメント主と100人の賛同者に言いたい。

都会に引っ越せと言うのであれば、
その引っ越し代と新しい住居と職場、
全員分、全部あなた達が用意してください。
「なんで私が出すんだ!」と言いますか?
「その地に生まれたのが悪い」とでも?
ならばあなた達が住んでいるその場所も
昔、人間が自然を開拓し、生き物を追い出して
住んでいる場所なのであなた達もそこから
出て行かないといけませんね。クマではないものの、
他の動物を脅かしたのですから。地球上で人間が
全く侵略していない場所など存在しないのです。
そしてもし仮に北海道民や東北民の方々の
引っ越しが全員分成功したとして、その地で
取れていた作物や海産物が取れなくなるけど
いいんですね?その分の食べ物の値段が数百、
数千倍に跳ね上がるけど構わないんですね?
食糧に限らず、あらゆるものの物価が高くなるけど
構いませんね?100円ショップの品物でも
札束がないと買えないかもしれませんけどね。
クマが可哀想ですものね。

それから次にクマが出没したらクマ射殺に
抗議している人達自ら出動してもらいましょう。
彼らにクマの帰還を頼むことにしましょう。
現地へ赴き、自分達のみの力と道具を使って。
もちろん、素手でクマを追い返すのでしょう。
当然ながら、その費用は実費で。
もしくは、抗議をしている人達の住んでいる
場所にクマを放すのもいいかもしれませんね。
これならクマも殺されずにすみます。
住んでいる人達がなんとかしれくれるでしょう。
可哀想なので殺さないはずですから。



私、一つ思っていることがあります。
もし仮にです。山・森林に生息している
体長が2m以上ある巨大なムカデがいたとします。
人間が森を開拓し、ムカデは住処と食糧が
なくなりました。仕方がないので人里に
降りてきました。ムカデは肉食で性質が凶暴です。
放っておけば人間が襲われる危険性があります。
安全性を考えて、ムカデを射殺しました。
もし仮にこうだった場合、クマ射殺に抗議
している人達ってムカデに対しても怒るんでしょうか?
私の予想ではムカデだった場合、「気持ち悪いから
さっさと殺して!」って手の平を返して
射殺に賛同するのではないかと思うんですが。
知能に差はあるかもしれませんが、
やっていることは同じです。なのにも関わらず。
それでも射殺反対なら言い分に頷けますが…

結局、「クマが可愛いから」
抗議しているのだと思います。
気持ち悪いような容姿の生物でも
射殺反対をしないのなら、「動物
愛護」の精神なんてないのでしょう。
ただの好みでエゴを押し付けているだけです。
シー・シェパードと同じですね。
むしろ、口だけしか動かさない分、それ以下です。

前回・今回に渡り、
かなり毒や皮肉を書きましたが、
抗議派にあまりに的外れや非現実的な
意見が多いのでブログに取り上げました。
ヒグマは見たことはありませんが、
その恐ろしさはわかっているつもりです。
興味のある方は「三毛別羆事件」
「福岡大ワンゲル部・ヒグマ襲撃事件」
という言葉でググってみてください。
また、フィクションですが三毛別をモチーフに
した「シャトゥーン・ヒグマの森」という
作品もあります。小説版と漫画版がありますが、
どちらもヒグマの残酷さが描かれています。
ただ、心臓の弱い方は注意してください。