今回もゲームのレビューを行います。
またしても市販のゲームです。
今回は「バイオハザード2」。
カプコンの代表的な作品で
「ゾンビ」と言えばこの作品を
連想する人も多いのでは?
新米警官・レオンと女子大生クレアが
銃器を駆使してゾンビやクリーチャーを
撃退し、街から脱出を目指します。
長所/評価点
・ザッピングシステムという制度を導入。
レオンとクレア、一方を最初に選んで
もう一方を後に同じ時系列の話でクリアする。
つまり、4つ分のシナリオがある。
また、わずかだが以前取ったキャラの
行動が影響したりする。
・「1」と違い、レオンとクレアに体力や
所持可能アイテム数に差がない。
・「1」よりも敵を倒しやすい。
難易度が低くなった。
・演出やクオリティが「1」より向上している。
ゾンビだけでもバリエージョンが豊富。
・ショットガンが使いやすく、強くなった。
大量に囲まれた時の突破口となる。
・イージーモードを搭載。
初心者でも比較的簡単にクリアが可能に。
(ただし、イージーでは隠し要素がない)
・前作ではムービーが実写だったのに対し、
今回はきちんとCGを使っている。
・隠しシナリオがある
・「1」では洋館と研究所だけが脱出の
舞台だったが、今回はたくさん施設を回る
ことになり、話に広さが出ている。
短所/問題点/賛否両論点
・4つシナリオがあるといっても、
劇的にストーリーが変わるわけではない。
会話や役目が微妙に変わるだけ。
・死んだと思われていたあるキャラが
実は生きていたのだが、その辻褄合わせが
無理矢理という声がある。
・今回はナイフが弱い。歴代シリーズ最弱と思われる。
銃の弾がなくなると(余程のナイフ使いでない限り)
詰む。ただし、ナイフ自体が弱いというよりゾンビの
ナイフに対する耐久力が異常なだけで、他の敵には
一応それなりに効く。ナイフクリアも「不可能ではない」。
・今回は「ビックリ系」「パニック系」の演出が多くなり、
雰囲気の恐怖は薄らいでしまった。
・隠し武器の入手方法が厳しい。
タイムアタック+ノーセーブを強制される。
・隠しシナリオ「豆腐編」は非常に難易度が高い。
全体的にこんな感じです。
短所も決定的なものではなく、
100点満点に近い作品だと個人的には思います。
ボリュームを広げてバランスを改善した本作は
現在でも人気が高く、シリーズで最高傑作との
声もあります。「5」が出るまでは歴代シリーズで
最高の売り上げを保持していました。