16.5mmゲージ用ならアメリカのBachmann社のE-Z Ridersが有名で比較的日本でも手に入れ易いのですが、9mmとなると。これがね・・・
本当は、9mmに力を入れているKATOとかTOMIXあたりから出そうなものですが、何故か特許の関係か? 市場規模の問題か? 生産・発売してくれません。(そうなると津川洋行あたり?) Nゲージを工作するとか改造するとかに興味がある人向けなので、相当ニッチな商品なのでしょうね。
それでも唯一最近販売されていたのが、これなんですが、手に入れそびれた上に、長く「在庫なし」状態。
9mm/6.5mm ローラー運転台
ずーっと待っていたんですよ、でも、なかなか再生産してくれなくて・・・ 手間の割には高くもできないし、あんまり売れないんでしょうね。
しょうがないので、しびれを切らして海外から購入です。
テスト運転用のローラー運転台。 英語だとRolling Roadという言い方が一般的なようで、009がメジャーなイギリスあたりのメーカー品をわざわざ高い送料をかけて個人輸入です。
あ~あ。 無駄遣い。
チョット調べただけでもこういった欧米メーカーから出てます。 この世界でも欧米は一日の長があります。 市場も愛好家も成熟しているな~。 羨ましい。
個別型
AT, DCC Concepts
UK, Direct Train Spares
一体型
UK, Buffers Model Railways
UK, Rolling Rails
UK, N brass Locos
DE, Trix (amazonにリンク。但しout of stock)
とうことで、こちらを購入。
オーストラリアのDCC Concepts社のRolling Road - Active Set。 動輪用のActive Set(ローラーが回転する)と静輪用のSupport Set(ローラーが回転しない)があるので注意。
中身はこんな感じ。 左から9mm用、12mm用、16.5mm用、18.5mm用( 18.2mmから18.83mmまで対応 )のスペーサーが6つずつあってローラーを付け替えて使用します。
デフォルトではローラーが16.5mmのスペーサーについてますのでビスを緩めてスペーサーを交換します。
なにせスペーサーがプラスチックなので、あんまり付けたり外したりしない方が良さそう。
先週作った成田鉄道ガ201改の車輪に合わせてみたところです。 下回りに使っているKATO小型車輛用動力ユニットの前部ボギー台車の車軸間隔には、このローラー運転台は若干大き過ぎてキッチリとはフィットしていません。
まあ、曲がりなりにもローラーに乗っかって通電状態も良く、車輪も軽快に回りました。
DC運転ならローラー運転台の必要性は余りないのでしょうが、DCC運転をするようになると、Functionテストとかを行うのにローラー運転台は重宝すると思います。

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