【RTM Motorrijtuig 1602 "Reiger"】
(英語だとThe Rotterdam Tramway Company, Railcar 1602 "Egret")
(日本語だとロッテルダム路面電車会社、レールカー 1602「鷺」号なんて感じかな?)
花巻電鉄の馬面電車デハ3とか4をオシャレにしたように見えなくもない。 但し花巻は軌間762mmでこちらは1,067mm。
このトラム、かってロッテルダム近郊を走っていたトラムのようですが(廃線になってるので)、なんとトラムはトラムでも所謂電車ではなくて、動力はディーゼル・エレクトリックだそうです。 つまり一旦ディーゼルエンジンで発電して、その電気でモーターを駆動させて走行するようになってます。 エンジンと車輪がギアとかで直結されていないので、エンジンの振動や騒音を隔離出来るとか色々メリットがあるのでしょうが、よく小さな車体に面倒な機構を取り入れたものです。 関心します。
オランダのロッテルダムの郊外にあるアウウドルプ(Ouddorp )とういう街にあるトラム・ミュージアム(英語だとThe Rotterdam Tramway Company, Tramway Museum at Ouddorp)(オランダ語だとthe 'Rotterdamsche Tramweg Maatschappij' )にこの車輛が保存されているようです。 因にこのペーパーキットもその博物館で2.50ユーロで販売されているようです。
この車輛の詳しいことは、オランダ語に自信のある方は こちら でどうぞ。 主要目は英語の こちら 辺りに載ってます。
そうそう、愛嬌があるのでメルクリンかどっかの欧州のメーカーが模型化していないか探してみたのですが、中々見つかりません。 かってはHOe(即ち1/87スケールの9mmゲージ)(軌間1,067mmなんで12mmのHOmで出しそうなものですが?)で販売されたこともあったみたいですが今や入手困難。アジア向け発送OKの奇特なオランダ人がドイツのeBayあたりに出すのを気長に待つ事にしましょう。

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