つらつら考えていたのですが、偶然Climaxの分解の仕方を紹介しているHPがあったので、これを見て俄然やる気が出てきました。
The Foothill Model Works
↑ これが後部台車と車体を繋ぐ部品。 左が段付きワッシャー。中央が二段付きワッシャー。No.0かNo.1(M1.6~M.17)のインチネジ。
中央の二段付きワッシャーが損傷していて、単なる段付きワッシャー状態になっています。本当はもう一段あるのですが、その一段がフランジの役目をして台車のセンターピン・ホールに引っかかるようになっています。 それが損傷。
↑ 車軸をとるとセンターピン・ホールが見えます。 少し段付きになっています。
↑ センターピン・ホールに手持ちのプラワッシャーを入れようかと思ったのですが、どうもビスを通すビス穴が大きすぎて使えない。 オリジナルのビスがM1.6~M.17のサイズなので。
これはプラ板か真鍮板から作るしかないかと諦めかけたところ・・・待てよっと。
確か・・・
ありました。
↑ 前に静鉄駿遠線キハC3を作った時にアルモデルの片ボギー車動力装置のパーツで使っていなかった(キットの方のもあったので)7mm用スポーク輪芯板。
↑ ほ~ら。 ピッタリじゃん。
これで行けると思ったところがどっこい、新たな難敵。
二段付きワッシャーだとビスが奥まで沈み込むのに、単なるワッシャーだと奥までビスが入り込みません。 ビスの足の長さが足らなくなって車体側のメスに入り込めません。 でも長いインチネジは持ってません。
う~ん、と唸る事小一時間。
しょうがない。掘るか・・・
オリジナルはM1.6~M1.7程度のインチ・ネジなので、手持ちの長いビスを活用するとなるとM2.0にするか。
というわけで、車体のメスをM2.0のタップで拡大。 ワッシャー穴もM2.0のドリル刃で拡大。 M2.0 x 8mmのビスで取り付けです。
↑ 何とか取り付けた後部台車。
ヒヤヒヤして行ったテストランでもうまく回って、ホッと一息。
ようやくマトモにクライマックスが走行出来るようになりました。
旋盤とかの工作機器があったり技量が優れていたら、このようには修理しないのでしょうが、無い無い尽くしにしては修理出来たことで良しとしましょう。

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