11月30日のサンディエゴ4th&Bの夜は、懐かしさと優しさに溢れていた。オープニングアクトはBrett Dennen。このボーカル、いつの時代ですかと突っ込みたくなるようなスタイルで登場。もさい頭にバンダナ巻いて、おまけにチェックのシャツはズボンに入れてる。でも彼らの音楽はそんな時代から間違って今の時代に来てしまったような古臭さも新鮮に感じさせてしまうマジックがあった。温かさすら感じさせる彼らの演奏は徐々にJohn Butler Trioの空気につなげていっていた。



彼らのライヴが始まると、私はふとこんなことを思った。「言葉よりも優しい音楽がある。」ジョンはなぜこんなに優しい音で溢れているのだろうか。それはきっと彼のラブ&ピースが、心と体の大きさだけでは収まりきれないくらいに溢れているからなんだろう。彼はよくラヴとピースという言葉を口にしていた。でもジョンには悪いけれど、言葉でよりも音で伝えたほうが断然伝わる気がするよ。彼のラヴ&ピースへの想いは体中の血をめぐり、指先まで伝わって、彼が触れたもの全てを優しさに変えてしまうようだった。彼が持つ楽器たちはうれしそうに、楽しそうに、自分の使命を果たしていく。彼の言語は音楽なのではないのかと思うくらいに、彼は音という言葉を自在にあやつり奏でていく音はどんな優しい言葉よりも心に響いていた。「Ocean」はまさに彼の全てだと思う。この曲で使われたギターはきっともうここで死んでも後悔はなさそうだなと勝手に想像したり。アンコールで演奏されたビートルズの「Come Together」はBrett Dennenに通じる懐かしさと新鮮さが入り混じり、時代を超えた音楽の普遍性を感じさせてくれた。音楽は優しいと、改めて感じさせてくれたライヴだった。


2007年9月19日サンディエゴ、SDSU Open Air Theatreにて私は一足先に、スマッシング・パンプキンズの公演を観に行ってきた。「Superchrist」でステージの幕が上がると、それまで会場を漂わせていたポップコーンの芳ばしくてかわいらしいポップな香りは、すぐに彼らの吐き出す音にかき消されていった。その場の匂いをも変えてしまうほどの音に私はただならぬ興奮を覚えた。2007年にスマッシング・パンプキンズが観られるとは思ってもみなかった。


スマッシング・パンプキンズが帰ってきた。私にとっては「初めまして」だったけれど。


今から3年ほど前、スマッシング・パンプキンズという奇妙なバンド名に惹かれた私は友達に頼み、CDを焼いてもらった。それから毎日聴くようになり、スマパンは私の大好きなバンドのひとつになった。大好きなバンドに出会ったからにはやはりライヴを見たくなるものである。しかし、スマパンと出会った時はすでにバンドは解散していた。再結成が噂されていたものの、オリジナルメンバーでの復活はないと言われていたし、期待した分だけ裏切られた時の失望は大きいし、私は再び戻ってきてくれることを願いつつもあまり期待しないようにしていた。過去の作品で十分満足だったし、私は「過去」というものが好きだった。なぜなら、それはもう変わることのないもので、ある種の安堵感を得ることができたからだ。だからもう今ある作品で十分と思っていた。


過去。


人は過去を思うとき、どういう感情を抱くのだろう。ある時は昔の思い出に浸り、懐かしむかもしれない。ある時は思い出したくない思い出で苦しむかもしれない。でもそれはもう今ではない。過ぎてしまった、戻れない過去である。それらの思い出は今という時を生きる私たちに自信や勇気、希望を与えてくれるかもしれない。しかし、時に過去というものは私たちの未来の行く手を阻むのにもなりかねない。なぜなら過ぎ去った過去や思い出というのは美化されやすく、すがりたくなるものだからだ。過去があっての今なのだからもちろん感謝と敬う気持ちを忘れてはいけないけれど、自分はそれを妙に神格化していないか、過去にしがみついていないか、理想郷を抱きその空想の中だけで生きていないかと、彼らのステージを目の前にしながら私は自分自身に問うていた。既に解散してしまっているバンド、今は亡き故人の作品を聴く時私たちはどんな思いで聴くのだろう。私は過去の作品を聴くとき、「こんなかっこいい音楽、生で聴けたらな。こんなつまらない時代じゃなくてあの頃の時代に生まれていればよかったのに。」といつもそんなことを思い、触れることのできない遠い過去に憧れを抱いていた。なぜなら過去というものは音源や映像などで、物質的なものを自分のこの手で掴めやすいし、その上高く評価されているものであればそれを信じている限り絶対に裏切られないのである。だから私は絶対的なもので、この先もずっと変わらない「確かなもの」が好きだった。しかしライヴ中、自分の目の前でスマッシング・パンプキンズが鳴らしている音楽を聴きいている時に、とてもそんなことは思えなかった。過去に戻りたい、あの頃に生まれていたかったなんて感情は一度たりとも起こらなかった。今という時代に生きていて良かったと思った。そうしたら「確かなもの」だけにすがりたがっていた私の心は、不確かだけれど未来という希望を見るようになっていた。


長年のファンから見てみれば、今のスマッシング・パンプキンズはもうスマッシング・パンプキンズではないと思う人もいるかもしれない。その理由もわかるし、納得できる。ビリーも過去のメンバーや作品にはかなりの思い入れがあるだろうし、それは新しいメンバーやセットリストなどを見ればわかる。でも少なくとも私にとってはこのバンドはまぎれもなくスマッシング・パンプキンズなのである。ビリーは過去を思いつつもそれだけに浸ることなく、今を生き、不確かだけれどその先の未来を求め前に向かっているのだ。もしも過去の楽しかった思い出にだけ浸りたいバンドなら、あんな大げさな再結成を宣言する広告など出したりしないだろう。ビリーは一度戦うことを辞め、敗北を認めたのにもかかわらず再び戻ってきたのである。これが本気でないわけがない。これがビリーにとって本気で今を生き、そして自分に正直に生きるということなのだろうと私は思う。自分に正直に生きるというのは簡単なようで難しいものだけれど、ビリーはスマッシング・パンプキンズで音楽を鳴らすことでそうしようとしたのだ。過去の栄光を取り戻すためではなく、自分に正直に生きるために再び戻ってきたのだ。大人になるにつれて、人は自分の思いや感情を隠すのがあまりにもうまくなりすぎて、しかもそれを苦痛にも思わなくなってしまうようだけれど、ビリーは違った。彼は7年間もの間胸に押し込めていたバンドへの思いを2007年再びブチまけたのだ。私はビリーみたいな大人がいてくれてよかったと心から思う。ビリーのお陰できっと多くの大人が生きやすくなったと思う。少なくとも私は救われた。


過去ではなく今を、そして自分に正直に生きる。なんだかベタでありきたりなフレーズだけれど、スマッシング・パンプキンズの再結成を通して、そして2007年にスマッシング・パンプキンズのライヴを観て私はそんなことを思った。私はバンドが再結成した今この時代に生きていて良かったと心から思う。そして、これからこのバンドと共に時代を生きていけることが何より嬉しい。日本への来日公演が待ち遠しい。

下記のこと、アメリカに来たばっかの頃書いたんだよなぁ。


5ヶ月ちょっと・・・とか書いてあるけど、もう残り1ヶ月ちょっとしかないよ。。。


時が経つのは本当に早いものです。


 カラカラの土地に突然恵みの雨が降るように、あるいは会いたいなぁと思っていた人に偶然出会うように、音楽も突然私たちの前に現れる。本当に心から求めていたら、向こうからやってきてくれるのだ。出会うべくして出会うのである。

 この春、私は自分の不甲斐なさに落ち込んだ。私はいつも人の目を気にし、周りと一緒じゃないと不安を感じていた。だからみんなと同じように生きることが一番自分に合っていると思っていた。実際はそうなのかもしれない。でも、自分のなかではちょっとくらい違う道を歩んでみてもいいのではないか、と思う気持ちも常にあった。そして、この春である。いつの間に学生生活最後の年になり、社会に出るのだという意識が友人たちの間で高まり始め、自分も。そしてなんとなく周りの流れに乗り、就活をしていたのだが自分の入りたい会社の試験が落ちた時、本当に、心底空しくなった。なぜ落ちたのか、自分に一番足りないものは何なのか、今まで何をやってきたか、何をやり遂げたのか。試験に落ちたその日から、これまでの自分について真剣に考え始めていた。バイト、友人関係、遊び、勉強もそれなりに。特に、地元を離れ、東京で出会った友達との関係はかけがいのないものになった。はじめはそれで十分ではないかと思っていた。しかし、ここで今までずっと心にしまっていたある思いがどうにもこうにもコントロールできなくなっていた。それは、

「留学すること」

 これは長年わたしが夢見ていたことだった。きっとたいしたことではないのだろうけど、自分にとって留学するということは、底なしの海に飛び込むことくらいの勇気が必要だった。だから留学したいという思いが湧き上がると、いつも葛藤がこころのなかで起こっていた。行きたい、でも怖い。今回もまたいつものように諦め、その不甲斐なさに落ち込み、それでよかったのだと後から自分に言い聞かせて終わるのだろうか。でも、もしもここでいつものように諦めてしまったらもう自分はダメになると、本気でその時思った。一歩を踏み出したい。でもその一歩が踏み出せない。「誰かお願い、背中を押して。」と心のなかで強く思っていた。

 そんな時である。なぜか無性にフーファイターズのBEST OF YOU(『IN YOUR HONOUR』)が聴きたくなった。前から知っていた曲だが以前はあまり気にかけていなかった。それなのになぜかその時どうしても聴きたくなったのだ。早速私は近所のレンタル屋に向かっていた。(買えよっていう突っ込みはここでは無視)うちへ帰り、借りてきたCDをセットして、いきなり3曲目のBEST OF YOUにトラックをまわし、音量をいつもより上げて聴いてみた。

I’ve got another confession to make, I’m your fool…

 デイヴグロールの腹のなかの思いを全て吐き出すような力強い声が小さな部屋のなかで響き、そのとき私の体は寒気を感じるくらい全身に鳥肌がたっていた。何度も何度もリピートしてみる。すると私の揺らいでいた心は、彼の力強い声にだけじっと傾けていた。彼だからこそ出せる、ストレートなロックンロールの歌声。歌詞の内容どうのこうのではない。人のこころに突き刺さるようなまっすぐな歌声が、私の中にあるぬりかべのような巨大な何かをぶち壊した。彼のこの歌声が私の背中を押していた。きっとこのとき私はこの歌を耳ではなくこころで聴いていたのかもしれない。まさかこの一曲が、私に一大決心をさせるなんて思ってもみなかった。『IN YOUR HONOUR』の発売当初ではなく半年以上たった、「今さら」な時期にこのアルバムを聴きたいと思ったのには何か訳があったのだ。

 それから数ヵ月後。私は今アメリカにいる。そう、とうとう来てしまった。期間は半年。たった半年、されど半年。人生の中のたった6ヶ月なんて高が知れているかもしれないが、今この時間は少なからず私のこれからの未来をつくる重要なものになるのは間違いないと思う。それはいい方向にいくかも知れないし、それとは逆になるかもしれないけれど、そんなことはどうでもいい。今はここに来ることができたことに私はとても嬉しく思っている。あと5ヶ月と数週間のアメリカでの生活、その先の私の未来。全く想像もつかなくて怖いけれど、楽しみでもある。

 友達や家族の支え、そしてBEST OF YOUをあの時、あのタイミングで聴いていなかったら、今ここに私はいなかったかもしれない。人生のおもしろさを思い知らされた瞬間だった。


完璧な人間はこの世にはいないと思います


そして完璧になれる人間もいないと思います


でもなぜそうなのか、今まで分りませんでした


今日、分った気がします




今日がっこ帰り、おたくおやじのお店がやっていたので行ってきました♪


今日のおやじさんはプログレについて熱く語ってくれました。


フロイドやクリムゾンなどなど・・・


いや、まじで熱いです。


あのひとが語ると、ほんとにロックって深いって思う。


「ロック イズ スルメ」


改めて今日ロックというのは聴けば聴くほど、愛せば愛すほど、スルメ度が高くなっていくのだなぁと思った。


あ、それとメロトロンの音がどーゆー音なのか、やっとわかりました。


さんきゅーおやじさん。


ついでに、おやじ自ら作ったクリムゾンのオリジナルアルバム(2枚組みw)借りてきました(笑)


ちなみにわたしは「クリムゾンキングの宮殿」しか持ってまてん・・・



いいじゃないか、暑苦しくても。


冷めてるより、断然いいよ。


情熱は傾けた分だけ、自分に返ってくるんだ。


別に見返りを求めるわけじゃないけど


きっと世界はそういう法則になってるんだ。


そんなようなことを、例のあのオタクおやじさんから学んだ気がします。


見た目も暑苦しいけど、情熱も暑苦しいくらい熱かった。


ありがとう。


人生って案外楽しいのかもね。

最近すごく思うのです。

リアルタイムで聴けることの素晴らしさを。

昔のバンドですっげーいのたくさんいるけれど、もう既に故人の人もいるし、解散しちゃってるバンドもいます。

ストーンズは未だに現役だけど・・・

CDやDVDでそのバンドたちの音源聴けるし、映像も観れるけど、

唯一できないことがあります。

それは、自分の生の目で、耳で、心、そして体でその音楽を聴くということです。

音楽を聴くときに、一番なんかこう、グッとくる時って、やっぱりライヴだと思うのです。

玄人バンドの音楽ももちろんいっぱい聴くべきだと思うし(だってかっこいいもん)、知っとくべきだと思うのよ、

でもそればっかりってのもね。

今、わたしたちと同じ時代を生きて、そして生まれてるすっげーい音楽もたくさんあるんだから、そーゆー音楽もたくさん聴かないとね、もったいない!

今活動しているバンドも、いつ死んじゃったり、解散しちゃったりするか分んないんだから、今観れるバンドは観とけ!!ってな勢いで、うん、いいと思う。

後悔しないように、後悔ってのが一番ャだからね・・・

最後にひとつ言ってもいいですか?

みんな、もっと貪欲になれーーーーーーーーーーーっっ!!!

音楽に、貪欲になろう♪

もしも、もしも、もしも、


あたしがアメリカに行ってる間にスマパンが日本で来日公演をやってしまったら・・・・


ほんとに、ほんとに、それだけはいやだ。


しかし、来月に再結成後初のニューアルバムが出るわけですよ。


それにあわせて来日公演とか絶対ありそう(てかあるだろ)だし・・・


うあぁーーーやめてーーそれだけはやめてーーーせめて来年日本に来てーー


お願いだから!!!!!!!!!


Taste of chaosの公演も、11月にあるけど・・・ユーズド出るけど。。。悲


観れません!!!!


いやしかし、わたしは頑張ると決めたんだ。


うむ・・・今更そんなこと言ってもしょうがない。(わかっているけれど・・・)


かなちゃん、うざくてごめん。ほんとにごめん。



45歳。おやじ。妻子持ち。肥満気味。やたらでっかい黒縁メガネ。


やたら60&70年代のバンド(特にイギリス)に詳しい人。


以上、今日出会った人です。


まじで、ちょーーー話おもしろい、てかおたくだよあれは、絶対。初めて生おたくに出会ったよ。


音楽に限らず、野球やうまい立ち食いそば屋にも詳しいことも判明。


あーー、あんな穴場のお店(つか倉庫??)学校の帰り道にあるなんて!!


まじで、まじで、通いたい。


あのおやじさんの話聞きたい。