6月から週2回ほど開催してきた「もいもいオンラインお茶会」
参加者が2人だけのときもあれば、5人のときも
また前回は、東京からはじめましてでご参加くださったかたもいらっしゃいました
ありがとうございます
好評だったので、7月から、コープふくしまの助成金を利用して、Zoomのライセンスを取得しました。
これで、時間制限なく利用できるようになりました
とはいっても、参加者の負担にならないよう、長くても1時間~1時間半ほどで切り上げたいと思います。
テーマを決めた回での報告です。
たくさんの絵本が紹介されました
●「言葉図鑑 6」
●「ぜったいにおしちゃだめ?」
←押していい?ダメ!とこどもとの掛け合いができるお話
●「すなばばばば」
←すなばで遊んでいる子が「すながねばねば」「すくなば」など言葉遊びが楽しい
●「つみきのいえ」
●「ぼくんちカレーライス」
←カレーの匂いが漂ってきてみんなの晩ごはんがカレーに!
●「きんぎょがにげた」
●「コロちゃんはどこ?」
←1歳くらいから「どこ?」「いたー!」とやりとりしながらお話しできます
●「にんじんさんがあかいわけ」
←こどもが2才の頃にはまった絵本。野菜の色を台所で確認しながら楽しめる絵本
からの漫画(はやりもの、きこえない子が登場するもの)
●「鬼滅の刃」←人気絶頂漫画ですね!
●「図書館戦争」←中途失聴の女の子が出てきます。胸キュンキュン♡
●「ゆびさきと恋々」←生まれつききこえない女子大生が主人公の恋物語
●「きゅっと結んで、スキ」←気になった男の子は「きこえない」!お嬢様女子高生ときこえない男子のお話
からの
●「みんなうんち」
←いろんな生き物のいろんなかたちの💩
●「おしっこちょっぴりもれたろう?」
●「おむつのなか、みせてみせて」
←ネズミくんは他の動物さんのおむつのなかを見せて!おむつからトイレに移行する時期のお子さんにぴったりの話
●「うんちしたのはだれよ!」
←もぐらが頭の上にうんちをされて、だれがうんちしたの??
●「はじめてのからだえほん」←からだのいろんな器官をこどもむけにわかりやすく書いています。「聞く」ページにはへえぇ!耳のしくみが絵で描かれているのできこえないお子さんに説明するときに使いやすいかもしれません。
うんちネタは鉄板ですね!みんなで笑いながらお話ししました
この本リストの中で、2冊、著者が同じ。
その人の名は…
五味太郎さん
きこえない子(20~30代?)のおうちには必ず一冊はあると思います
(スタッフ吉田、越前、中村の夫の実家には「言葉図鑑」ありました)
いろんな日本語があふれていて、絵もわかりやすい
「言葉図鑑 6」 には生活のことばがたくさんあり、
「しかることば」 「つなぎことば」 などなど。
どんなとき(場面)で使うかな~
どんな気持ちかな~
なんて会話しながら、場面と気持ちと言葉をセットにして覚えていく感じでしょうか
1~10までセットになっているので、ぜひパラパラとめくってみてください。
そうだ、こんな日本語あるわ~と思うこと間違いなし!!
① 人工内耳する?しない?
② 今の年齢、どんなことをすればよい?
などお話ししました。
①については
人工内耳を装用すると決めたお母さん
しないと決めたお母さん
それぞれの経緯や、きっかけになった言葉などを話していただきました。
最終的に決めるのは親。ですが、それまでに「たくさんの人に会って話を聞いてほしい」というアドバイスも。
「たくさんの人に会う」ことが難しい今だからこそ、少人数のオンラインもいもいに参加して、疑問や不安をぶつけてくださいね
②については\\
日本手話、対応手話など文法にこだわりすぎないで、単語をたくさんやりとりして覚えていってみる、といった提案や、
生活に即した単語(手話)を覚えていって、やりとりできるようになり、幼稚部がはじまったら学校で本格的な日本語を学ぶ(ろうのお母さん)などの体験談も。
「お子さんにどういう人になってほしい?」
→「友だちとたくさんコミュニケーションとって、楽しく過ごしてほしい」「高学歴でなくてもいい」「やりたいことをなんでもできるようになってほしい」というお話から。
人数が少ない学校に行っても、習い事で友だちを作ることはできる!自分が手話を使っていても、身振り手振りでやりとりできる!など参加者やスタッフから経験を話しました。
参考までに【スタッフ体験談】を載せますね。テーマ別から「スタッフ連載」を選ぶと、いろんな体験談が読めます。またきこえないお子さんを育てているお母さんがたからの体験談は、「会員連載」から見られます。
最後に。
参加者の1人がおすすめしてくださった本が2冊あるので、こちらでもご紹介します↓
毎回多岐にわたるお話ができて楽しいです
集まりなどに参加してもなかなか個人の連絡先を交換できない、コロナで人に会いにくい…などいろいろな事情があると思います。
もいもいは、「親同士が気軽に集まれる場がない」そういう福島のお母さん方の声から誕生しました。
せっかくのオンラインを生かし、少人数で、ちょっとしだ不安や疑問を解決できればいいなと思います。
スタッフも学ばせてもらうことも多いです!
みなさんと一緒に考えていきたいです。
県外からも、はじめましてでも、ぜひご参加くださいね
来週のオンラインもいもい開催日は明日、お知らせしますね。
(木曜午後と金曜夜の予定です。いつも直前になってごめんなさい)