6月24日(月)明晴学園の学校見学ツアーに行ってきました!!


「今年は明晴行かないんですか?」という会員さんの声に、はっと気づき。

ブログでお知らせはしていませんでしたが、これまでもいもいに参加してくださった、きこえないきこえにくいお子さんを育てている親御さんにメールしたところ、4家族の参加がありましたキラキラ

ご夫婦で参加してくださったかたもおり、スタッフの家族含めて大人8名、こども4名でした乙女のトキメキ

 

雨の中、福島駅から、郡山駅から、新白河駅から乗車し、車内では会話が弾み、開始時間よりも1時間早く到着。

 

昨年も利用したテレビ付きインターホンで解錠していただき、図書室の畳でこどもたちは絵本を読んでのんびり。

創立10周年を記念した劇のDVDを鑑賞し、11時から学校説明、声と手話の2グループに分かれて見学、質疑応答でした。


「みんなの手話」に出てくる森田明さんにはお会いできずでしたあせる

また、もいもいに来てくださったことのある人にもプレスクール「めだか」で2人、お会いすることができ音譜ちょろっとお話しできましたアップ


参加者の声も載せますのでご覧ください鉛筆


 

チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄

 

テレビで見て一度は行ってみたかった明晴学園は生徒たちは授業を真剣に聞いていてお昼休みも楽しそうに手話で会話している様子が見られました。

掲示物も分かりやすく工夫されていてとても参考になりました。そして人工内耳や補聴器をしたとしても聞き取りには限界があり、気持ちを伝えるためにも手話の重要性がとても良く分かりました。

息子のたもにも手話を学び学力や能力を十分に活かせてあげれたらと思います。

 

チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄


考え方が目から鱗でした。

 

耳が悪いのではなく、よく見る目の子で目が高いから「めだか」とプレスクールめだかの名前の由来。


また、病的視点で見れば聴覚障害は欠陥であり克服するべきものだが 文化的視点から見れば聴覚障害は欠陥ではなく手話という言語をもつ言語的少数者……こちらのことばが胸を打ちました。

 

今まではもいもいスタッフさんのように聞こえにくくても聞こえなくてもイキイキと素敵な人達はいるから大丈夫!…と思ってましたが、やはり聞こえにくいことをハンデであり欠陥だと認識してた自分に気がつきました。

 

いつか来るかもしれない挫折の時までに子供達の自己肯定感を育みたいです。

そして多くの人とは言語が違うから通じないかもしれませんが…、ここでなら通じる、いっぱいおしゃべりできると感じれる場所を大事にしていきたいです。

 

まずは自分が手話を頑張って勉強せねば!ですね。

頑張ります!

 

他にも学園内での工夫は本当に勉強になりました!

また他のお母さんのお子さんへの接し方でも勉強になることがありました。

 

今回こちらに参加できて多くの収穫を得られました。

参加して良かったーで終わらず、今後の生活にいかしていこうと思います。

 

チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄


テレビの番組を見て以来

ずっと気になっていた明晴学園。

ろうの子供達の夢の国。

見学してそんなイメージを持ちました。

ろうの先生が22名、聴の先生が20名。

1クラスにろうの先生1名+聴の先生1名=2名の配置。

理想の学習環境です。

教室や廊下の掲示物を見ながら私たち親にも真似できそうな物が沢山ありました。

廊下で出会った明晴の子供達に思い切って私のつたない手話で話し掛けました。

すると返事が!

それなりに通じるとは思っていたけれど!通じた~!!!!!ととても嬉しかったです(笑) 

思い切って見学に行って本当に良かったです。

世界が広がりました。

企画して下さり本当にありがとうございました。

今後も特色ある全国各地のろう学校へ見学に行ってみたいです!


チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄

 

きこえない子どもに最高の環境だと思いました。
中でも心に残ったことは、千神祭(創立10周年記念)の説明の際に、自分達は、千人に1人の選ばれた存在だと、一人一人の自己肯定感がとても高いと聞きました。
障害ではなく、選ばれた存在と感じれるのは、生きていくうえで強みになると思いました。
教育では、必ず考えるように、考えさせる教育をしているということ、掲示板や、委員会の新聞など、工夫されていて、写真を取りたかったです。
最後に、聞こえないこにとって、やはり国語は、難しいらしく、まだ、課題があるとのことだったので、うちの息子は更に難しそうで(涙)、どうしましょう。今のうちから、できることはやっていこうと思いました。
参加して、良かったです。

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こちらはスタッフの感想ですうずまき

 

チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄

小学部ではちょうど「俳句」をやっていたのですが、

 

ソーダ水

○○○○○○○

(家族の名前、だったかな?)

 

真ん中に入れる7文字を自分で考える授業でした。

概念がないと表現できない、とおっしゃっていました。

私なりに考えてみたのは…

ソーダ水に関するいろいろな経験(兄弟と取り合った、汗かいた後にお父さんが飲んで「サッパリ~」と言っていた、海の広告に出てるのを見てお母さんが「海に行きたいね〜」と言っていた、絵本で見た)などを親子、兄弟、友達と共有してイメージを持っていないと場面を想像しにくい。前後の文脈がある場面の想像ができないと、どんな言葉を入れたらいいか考えるのが難しいってことなのかな。きこえない子はその場面が起きた流れを声だけでは理解できてないことが多い(=因果関係が分からない)と言われています。

 

最後に榧校長先生(きこえないかたです)から。

遊んだり、学んだり、コミュニケーションをとるときに使うのが『言語』。言語はあくまで道具。なので言語は比較的早く簡単に身につけられるのがいい。きこえない子の早く簡単に身につけられる言語は手話だ


という話がとても印象的でした。

 

チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄

 

最後の説明であったように、

 

◯考える力

◯関わりあう力

◯自分を見失わない力

 

本当に大切だなぁーと感じてますビックリマーク

 

(参加者のお母さん)がスタッフ中村に言った「(声で)話せないままなんですか」

「本当に手話だけで日本語力、聴者と五分に付くのか…」の言葉も改めて考えさせられましたが…

実際スタッフ吉田のように手話だけの家族で日本語力、文章力がつく人もいて。

そのコツってなんだろう…手話で全てを獲得するから…と思ってたけど、違うのかな。

すべてのきこえない、きこえにくい子が日本語力を身につける方法は、聴覚障害児教育分野でもずーっと明らかにされていないので、試行錯誤しながら一人ひとりに合った方法を見つけていくのがよいのかな…

 

下矢印下矢印


7月6日、乳児オープンキャンパスがありますお願い

 

楽しそうでワクワクしちゃいますね音譜

 

 

うずまきうずまきうずまきおまけうずまきうずまきうずまき

 

参加された家族がお子さんに作ったこちら。

 

 

これがあれば

『どれに乗ったのー?』『みどりー』

というやりとりが、おうちに帰った後で誰とでもできますよね。もちろん新幹線に乗る前に、この新幹線に乗るね、と確認して。

 

また、こどもたちはトンネルをくぐるたびに暗くなるので、喜んでいましたが、

車に乗っているときも暗くなるところに入ったら「トンネル」「暗いねー」「前にも新幹線乗ったねー」とやりとりを膨らませることができます。↑スタッフ中村の息子が橋の下をくぐるときも、暗いー!トンネル!と喜んでました。

 

また、明晴学園に集まったたくさんの参加者のなかに、ひときわキレイなかたがドキドキ

「キレイな人だね」「スーツケースで来てる」・・・と、もいもいメンバーで話題になっていたのでお声かけさせてもらったら、、、


なんと薄葉さんでしたキラキラ


7月5日に郡山で再会できることを楽しみにしていますアップ