私が提供している賃料分析システム「AssessRENT 」は、
賃貸物件の賃料相場を分析するシステムで、
インターネットから集めた募集中の物件情報をもとに、
対象とする物件の相場賃料を算出するシステムだ。
実際のシステムのサイトはこちら→AssessRENT
もちろん、賃料を分析するだけでなく、
「隣接駅との相場比較」や、「周辺の物件の分布状況」、
「類似物件のリスト」、「周辺の設備設置割合」などの様々な情報を
レポートの形で出力してくれ、
入居者募集の際の募集戦略の立案などにも役に立つシステムである。
投資用不動産を購入する際、通常、
物件の様々な情報を調査し、投資に値するかどうかを検討する。
項目は物件そのものだけでなく、周辺環境や地域の将来性など多岐にわたるが、
多くのことは不動産屋が説明してくれる。
また、一部未来のことも考えなければならないのだが、
未来のことはわからないので、ある意味気にしすぎても仕方がない。
賃料に関しても通常、不動産屋から説明がある。
しかし、賃料に関する説明のほとんどは、
「現行賃料をもとにした簡単な予想」や
「周辺の地元不動産屋への簡単なヒアリングをもとにした予想」
のみである場合が多い。
賃料は投資用物件の非常に大きな価値の要素を占めている のに
これでは購入後、想定利回りが1%程度ずれる可能性が大いにある。
(ちなみに、利回りの1%の差は実質のキャッシュフローでは数十%の差になることもある。)
さて、このように重要な「賃料分析」なのだが、
実際のところ投資家はあまり深く考えていないというのが現状のようだ。
確かに深く考えても「現行賃料」や「地元不動産屋調査」以上の情報はないというのが
これまでの常識だってので、それはそれで仕方ないのかもしれない。
さて、
そうだとすると、このシステムを広く使ってもらうにはどうすればいいのだろうか。
考えた。
まず、HP、ブログ等では、「分析レポートの読み方」や、「分析の必要性」が伝わりにくい。
分析の必要性を感じてもらわないことには使ってもらえないので、
まずは必要性を感じてもらう必要がある。
そこまでくればレポートの読み方は自分で工夫するなり、
問い合わせするなりするだろうと思う。
ではどうやって必要性を広く説いていくのか。
これが難しい。
世の中、「新しいものをこれまでのものと置き換えていく」というのはかなりの労力が必要だ。
使う側にも負担のかかる話なので、「これまでのものよりちょっといい」くらいではだめだ。
ましてや、金銭的コストがかかるとなると二の足を踏む人が多くなるだろう。
なので、まずはやはり「不動産投資家」向けに無料で使ってもらい、
良さを実感してもらうしかないだろう。
「不動産投資家」は「投資物件仲介業者」よりも賃料に対して敏感だ。
それは自分の収益に直結するからだ。(逆に言うと仲介業者はどちらかというと鈍感。)
「不動産投資家」に無料で使ってもらったのち、
不動産投資家から投資物件仲介業者向けに営業してもらい、
有料プランを契約してもらうという方法が良いかもしれない。
ということで、「不動産投資家にアクセスする方法」を考えなければいけなくなってきた。
不動産投資家にアクセスする方法としては下記がある。
1.ひたすらHP、ブログ等でアピール
2.セミナーなど
3.書籍
1の方法だけではやはり厳しいものがある。
これだけでうまくいくなら、最初から「投資物件仲介業者」にアクセスする。
3はありうる。
ありうるが結構ハードルが高い気がする。
自分で作ったシステムについて自分でいろいろと御託を並べた書籍など
買いたいという人がどれだけいるだろうか。
(もちろん、しっかりした企画が練れれば面白い可能性もある)
最も現実的なのは2だ。
世の中には不動産投資に興味を持っている人は結構いる。
しかし、そういった人々は基本的な知識が不足している人が多い。
そういった人々は普通、セミナーや書籍で勉強をし、不動産投資を始める。
そのため、セミナーにはある程度のニーズがある。
また、現在巷で行われている不動産投資セミナーの多くが、
「開発業者が自社物件を販売する目的のセミナー」だ。
もちろん、不動産投資に関する基本的な情報は手に入るが、
自社物件に偏った内容になっているのが現実だ。
そういう意味では実際に大家としても活動している立場の私のセミナーにも
一定のニーズがあると予想できる。
うん。
まずはセミナーをやるという方向で頑張ってみよう。
そして、セミナー内で「仲介業者紹介して、契約したらマージンを渡す」ということを伝えれば、
各投資家から仲介業者に対して分析システムの導入圧力がかかるはずだ。
そうなれば、話は早い。仲介業者としては分析システムを使っていないがために
他社にお客を取られるという事態が発生しかねない。
そのため、分析システムを使用することを検討し始めるだろう。
こういう方向性で頑張ってみようと思う。