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豊かな暮らしを高齢者でもするには

住まい環境を変えてみる

実は、私は家庭菜園をしています。

無農薬栽培で有機肥料を使っています。

ですから、芋を植えると土中の虫がかじります。

ジャガイモやサツマイモなどは、虫食いで表面ががたがたです。

見栄えがわるくて売り物にはなりません。

けれど、虫が食ったもののほうがおいしいのです。

虫も味をよく知っているのでしょう。

葉野菜は、虫が食べて穴だらけです。

虫がいると鳥が来ます。

虫がいないと鳥が野菜を食べます。

鳥を追い払うと、虫が増えて野菜がだめになってしまいます。

おもしろい連鎖です。

しかし、今の日本では、虫食いだらけの野菜がスーパーに並ぶことはありません。

いかに大量の農薬が使用されているかということになります。

料理教室では、私が手づくりした自然栽培の野菜を使用しています。

また、都会では少なくなってきていますが、町の信頼できる魚屋さんに協力してもらっています。

そんなに価格も高くもなく、味は絶品。

「食は毎日のことだからね」と、魚屋さん。

そして、その調理法は、自然の味を賞味するため、持ち味を生かすメニュー企画を毎回試行錯誤しています。

するとどうでしょう。

うまいものを食べた人の顔はほころびます。

量は少なくても「食べた」という喜びが溢れます。

その魚屋さんへは、料理教室の生徒さんが買いに行くようになりました。

魚屋さんもうれしい。

買った人もうれしい。

私もうれしい。

それが介護者間のネットワークの基礎です。