そのメンバーさんは私のヨガレッスンのファンの方でした。
旦那さまも私のヨガレッスンをファンでいてくださり
毎週ご夫婦で参加くださっていました。
私がヨガレッスンを手放した後は
得意ではないエアロレッスンに参加くださるようになり
それがいつしかフツーに楽しめるレベルになり
毎週楽しんでくださっていました。
特に奥さまはなんでも果敢にチャレンジするとっても元気のイイ人。
実年齢よりおそらく10歳以上若くみえる頑張りやさん。
ウェアも常にオシャレ。
私を毎週楽しませてくださいます。
この日、いつも通りレッスンに行くと 私服姿の
ご夫婦が駐車場で私を待っていました。
(おそらく私に会うためだけにクラブに来たのですね)
そんなことは初めてなので驚きつつ
私と個人的に話がしたいことが2人の様子からわかりました。
奥さまの顔が私のみたことのないとても暗い表情。
「あまりにもこれまで色んなことに頑張ってきて
急に身体がいうことを聞かなくなってしまって。」
私はとても驚いてしまいました。
奥さまはそんな自分が全く受け入れられず
自律神経も崩されていることを旦那さまからおききしました。
運動から手芸に至るまでなんでもこなす奥さま。
その姿がイキイキとしていた奥さま。
身体がコントロールできなくなってしまった悲しみ。
希望が持てなくなってしまった悲しみ。
心が病んでしまうことは容易に想像できました。
なんでも頑張ってしまう奥さまは
頼まれ事は「嫌」とは言えない性格ともおっしゃっていました。
真面目なご夫妻は
私のレッスンに参加できないことを
誠意をもって話しにきてくださったのです。
気持ちをひととおりお聞きすると
奥さまは
「先生のヨガうけられるといいのだけど」
そんなことを言いました。
ヨガ…
そんなふうに思ってくださっているなんて。
奥さまの心に残っていたなんて。
少し複雑な心境でした。
身体を壊すちょっと前に奥さまからいただいた
手作りの小物入れ。
「玄関においてね。黄色は風水的にもいいから」
このときの奥さまと同一人物とは思えないくらいの落胆ぶりでした。
でも 私は奥さまに
「スタジオで待ってますので もうできない、
なんて決して思わないでくださいね。」
そういうのが精一杯でした。
私の言葉をかみしめるように聞いてくださった奥さま。
またスタジオでお会いできることを祈りつつ
その場をあとにしました。
