君のページに栞を挟んだその17 | モフコのAI共同作業ブログ

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AIで95%書いた小説があると聞き、文章力がない私でも物語が書けるんじゃないかまた創作ができると思い5年ぶりにブログ更新しております。

第17話 黒い栞



楓は黒い栞をじっと見つめながら、幼稚園の頃にやったお絵かきを思い出した。色を塗った紙に黒いクレヨンで塗りつぶして、コインで削ると、模様が浮かび上がる遊びだ。


「……これ、削れるかも。」


楓は栞に爪を立て、少しずつ削り始める。すると、案の定、削れることに気づく。


「葵くん、コイン持ってる?」


「コイン? 10円玉でいいなら、あるよ。」


「ありがとう!」


コインで黒く塗られた部分を削っていくと、やがて文字が浮かび上がった。




リアカナキケイムラサキが咲く夜

全ての謎を合わせよ。




「全ての謎を……?」


楓は首をかしげて考え込む。葵も少し考え、ぽつりとつぶやいた。


「今までの謎のことかも。」


「なるほど、今までの謎……! じゃあ、調べてみよう!」


その瞬間、アトリエの仕掛け時計が大きな音を立てて鳴った。


「わっ、びっくりした……って、もうこんな時間?」


「そうだね。もう遅いし、謎解きはまた今度にしようか。」


「うん、そうだね。せっかくだから、アトリエを少し見てから帰ろう。」


「いいね。」


二人はアトリエの中をゆっくり歩きながら、展示された作品を見たり、ちょっとしたお土産を選んだりして過ごした。

お土産屋さんには小さなアクセサリーコーナーがあり、そこに並んでいた白鳥のネックレスが、ふと楓の目にとまった。


「……かわいい」


思わずそうつぶやいて、そっと手に取る。


「いいんじゃない。」


隣から聞こえた葵の声に、楓はちょっと驚いて振り返った。


「えっ……そうかな」


照れくさくなって、すぐに戻してしまったけれど………。


心の中には、その白鳥のネックレスがほんのり残っていた。


→第十八話につづく