来年のことをいうと鬼が笑う…といいますが
年明け早々、温泉に行く予定。
20代のころは
温泉の楽しさなんて「???」だったのですが
熱いお湯に
ぼ〜っと浸かってるだけで
幸せを感じてしまうようになりました。
なにより、体がゆるむのを感じます。
「は〜極楽、極楽」なんて
ついつぶやいちゃうほど。
*
さて、
この本を手にとると
小学生のころ、夢中で読んだことを思い出します。
文章から伝わる上品さや
おしゃれを楽しむ心意気が心地よくて。
暮しの手帖のエッセイ『すてきなあなたに』。
すてきなあなたに [ 大橋鎮子 ]
¥2,592
楽天
なぜか1巻だけ
実家の本棚にあったんですね。
この本を読むと
あたたかな、それでいて豊かな気持ちになれるんです。
”ああ、なんだか幸せ”って。
このエッセイが書かれたのは
まだ日本が貧しくて
モノがなかった時代…
ブラウス一枚でも
それはそれは大切に、しているのです。
お料理のレシピは
どれもじっくり、ゆっくり
時間をかけて作るものばかり。
いまのように時間に追われてる印象が
まるでないのですね。
思い出したのは
この本が私の原点だから。
テキパキこなすことが得意ですが
本当のところ…
のんびり、ゆっくりが好きなんです。
「森田さんの体は
慎重にゆっくりなタイプだね」
と、ヨガの先生に言われたことも。
ただ、周りがせわしないと
それにのまれそうになる自分もいて…
せめて、ブログだけは
ゆったりとした穏やかな気持ちで…を
心がけています。
それを思い出させてくれる一冊でもあるのです。
誰かひとりでも
”ほんわかした気持ちになった”と思ってもらいたくて。
あなたの心に届くブログでありますように。