来年のことをいうと鬼が笑う…といいますが
年明け早々、温泉に行く予定。

20代のころは
温泉の楽しさなんて「???」だったのですが

熱いお湯に
ぼ〜っと浸かってるだけで

幸せを感じてしまうようになりました。

なにより、体がゆるむのを感じます。

「は〜極楽、極楽」なんて
ついつぶやいちゃうほど。



さて、
この本を手にとると
小学生のころ、夢中で読んだことを思い出します。

文章から伝わる上品さや
おしゃれを楽しむ心意気が心地よくて。


暮しの手帖のエッセイ『すてきなあなたに』。

すてきなあなたに [ 大橋鎮子 ]

¥2,592
楽天

なぜか1巻だけ
実家の本棚にあったんですね。

この本を読むと
あたたかな、それでいて豊かな気持ちになれるんです。

”ああ、なんだか幸せ”って。

このエッセイが書かれたのは
まだ日本が貧しくて
モノがなかった時代…

ブラウス一枚でも
それはそれは大切に、しているのです。

お料理のレシピは
どれもじっくり、ゆっくり
時間をかけて作るものばかり。

いまのように時間に追われてる印象が
まるでないのですね。
 

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思い出したのは
この本が私の原点だから。

テキパキこなすことが得意ですが

本当のところ…

のんびり、ゆっくりが好きなんです。

「森田さんの体は
慎重にゆっくりなタイプだね」
と、ヨガの先生に言われたことも。

ただ、周りがせわしないと
それにのまれそうになる自分もいて…

せめて、ブログだけは
ゆったりとした穏やかな気持ちで…を
心がけています。

それを思い出させてくれる一冊でもあるのです。


誰かひとりでも
”ほんわかした気持ちになった”と思ってもらいたくて。

あなたの心に届くブログでありますように。