「みなさんが応援してくれたおかげです」
五輪なんかで、アスリートがよく言ってますよね。
胡散臭いなぁ...と
ぶっちゃけ思っておりました。
いい人ぶっちゃって...くらいに
思っておりました。
ひねくれてんなー、自分...
でも、いまは思います。
応援してくれる人がいる
自分を見てくれる人がいる
一緒に泣いて、喜んで、励ましてくれる人がいる
それがどんなに幸せなことか...
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切迫早産での入院は5ヶ月間。
妊娠4ヶ月(15週1日)~10ヶ月(36週)まで。
20週(妊娠6ヶ月)になったとき、
前回の妊娠24週(妊娠7ヶ月)超えたとき、
そして30週(妊娠8ヶ月)を超えたとき、
わざわざ病室まで来てくれた看護師さんまで!
安静解除が出て歩行許可が出た34週5日、
週数をひとつ重ねるごとに、
私と赤ちゃんの成長を先生や看護師さんが
とても喜んでくれました。
「泰子さんが頑張ってるからだよ」
って言ってくれました。
お腹を撫でて、
「大きくなったねぇ」って
本当に嬉しそうに言ってくれて。
前回の早産のことを思い出して
お腹が大きくなることに
恐怖と不安しか感じれなかったとき、
「病棟のスタッフはみんな泰子さんの
味方だよ」って何人もの看護師さんが
言ってくれたこと。
早産になる恐怖と、
娘に早く産んで申し訳なかったという気持ちを吐露したときに、
一緒に泣いてくれたこと。
ただてさえ、救命病棟状態で
忙しいのに、話を聞く時間を割いてくれたこと。
先生は、最初から
「37週を目指します!」と言い、
ぶれないでくれました。
もちろんいけたらいいけど、
いけるか不安...と思っていた。
まだ36週ですが、いける気がする!!
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思うんです。
確かに、子どもを亡くす悲しい思いを
したくなくて、頑張りました。
自分のために。
でも、
リードして一緒に走ってくれて、
応援してくれる人がいたから
頑張れました!!
一人だったら、
早産の不安に押しつぶされていたから。
ここまで妊娠継続できなかった。
とてつもなく辛く、
先が見えなくて、
闇のように感じた数ヶ月だったけど、
積み上げるとこんなにも大きな結果に
なって返ってくるのだと実感しています。
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私も、お腹の赤ちゃんも、
1日1日をこんなにも喜んでくれる
人たちに囲まれて
とても幸せです♡
だから、いま言います。
「応援してくれたみなさんのおかげです。」
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泰子