昨今、JR東海の211系が三岐鉄道に売っ払われたというニュースを耳にしましたが、JRの車両を私鉄に譲渡するというのは過去例もあるだけにそんなに驚きはしなかったんですけど、大手私鉄の中古車両を大手私鉄に・・という例同様、今後は加速するのでは? と思います。ただ、車両限界とか建築限界とか線路幅とか、そういった絡みがあるので、上手く適合するかどうかは別問題。ただ単に「下さい」「どうぞ」というわけにはいきません。三岐鉄道は西武の中古車両を走らせていたので、車両の規格等々はクリア出来る、だから211系も大丈夫だろうという判断だったんでしょうね。

 

さて、JR東海の211系といえば、国鉄末期に関東地区以外で初めて211系を投入したのは中京地区でした。当初は腹巻きの色が関東地区とは異なって一瞬、「415系(1500番代)?」と思わせるほど。4両編成2本が当時の神領電車区に投入されてその後も増備は続くんですが、増備分はJR仕様になりました。

今回のアーカイブスはそんなJR東海211系の登場時の模様をお届けします。今から12年前の記事です。

では、どうぞ。