6月25日(火曜日) 曇り
東京はいつになったら梅雨に入るんですかねぇ~?
「個人の感想です」の範疇で言わせていただければ、梅雨なんて無いに越したことはないのですが、梅雨が無ければ困る方々もいますよね。箱根登山鉄道の「あじさい電車」とか。
さて、我が家の近所のファミマで老人が運転する車が店舗に特攻するという事故が発生しました。
ニュースでも報じられたので、読者の何人かは「あぁ~」とご存じの案件かと思います。
このファミマ、私もちょくちょく買い物に出かけるので、これはかなりキビシィ~ッ!(財津一郎風に)
もの凄く不謹慎な文言だけど、最近、若い世代、いや、その世代でなくても老人が運転する車で店舗などに突っ込む事を「特攻する」と言うそうですね。好ましくない表現だけど、こういった案件を戦時中の特攻隊に準えているんでしょうね。
特攻隊員は、死にたくないけどお国のために死なざるを得ない極限の心理状態でその任務を遂行するわけですよね。だから準えちゃいけないんだけど、昨今の高齢者の事故に関してだけ当てはめれば、この表現は「言い得て妙」なのかもしれません。
ゆくゆくは私もその領域に入るので、老人を批判することは出来ないけど、敢えて、どうやったらアクセルとブレーキを踏み間違える?
今まで間違いなく運転操作していたのに、何故、その場だけ「アクセルとブレーキを踏み間違える」?
それが不思議でなりません。
加齢高齢による運転操作のミスは誰でも起こり得ることだけど、ある日いきなり起こるものじゃないと私は思います。つまり、前々からその予兆があったと思うんですね。でも、「ワシは(あたしは)大丈夫」という過信がその予兆をガン無視し、その結果が今回の惨劇に繋がったのだと思います。飲酒運転も同様ですよね。「ワシは(あたしは)大丈夫」。いや、大丈夫じゃないって。
これだけ高齢者の「アクセルとブレーキを踏み間違える」事故が後を引かないのであれば、法改正も視野に入れる必要があるかもしれません。
年齢で運転免許証の自動(強制)失効というのを真剣に考えるべきではないでしょうか。
年齢については様々な意見があろうかと思いますが、
「75歳の誕生日を迎えたその段階」
が一番適正だと思います。
例えば私の場合、誕生日が11月1日ですので、2044年11月1日で免許証は自動(強制)失効とするということ。それが例え無事故無違反だとしても有無を言わさず。
前述のように「ワシは(あたしは)大丈夫」だと思っていても、判断力が鈍るというのは事故の潜在理由の一つですし、70歳代になればもっと顕著になります。
こればっかりは簡単には決められないのは確かです。でもね、諄いけど「ワシは(あたしは)大丈夫」と思って運転しているのが大半だと思うので、それが怖い。少しでも「ワシは(あたしは)大丈夫だろうか?」という気持ちを持った人が増えれば事故は軽減出来るんですけどね。
皆さんにも大いに関係のある話です。
一度は真剣に問題と向き合いましょう。