所有事業者:ジェイアール四国バス
仕様・用途:都市間夜行高速路線仕様
(高速「ドリーム阿南・徳島」号に充当)
登録番号:徳島230 あ 9952
社番:674-9952号車
配置:徳島支店
初年度登録:2019年
シャシー製造:三菱ふそうトラック・バス
搭載機関:三菱6S10(T2)型
車体架装:三菱ふそうバス製造
車両型式:2TG-MS06GP
車名:三菱ふそうエアロエース
撮影日:2024年3月23日(土曜日)
撮影場所:東京駅日本橋口
約3年ぶりにJR四国バスを取り上げます。
東京対四国におけるJRバスの夜行高速路線バスは、コロナ禍前は徳島だけでなく、高松や松山、高知といった四国の主要都市に走らせていましたが、現在は徳島方面行きだけになってしまいました。松山行きも高知行きも表面上は「運行休止」なので、もしかしたら、運行再開の可能性は全くゼロということではないとは思いますが、その3~4年の間に社会の情勢も変化していますので、「厳しい」という見方が大勢です。
画像は3月に撮ったものですが、JRバスグループは一時期、三菱ふそうが引き起こした “事件” でふそうの新車導入を見合わせていたことがありました。頑なだったのがJRバス関東とJRバス東北の、「JR東日本グループ」で、ほとぼりが冷めても頑としてふそうの新車導入は控えていました。
他のJRバスグループを見てみると、北海道、東海、四国、九州は騒動が沈静化したのを見計らってふそうの導入を再開し、後に西日本も追随しました。特に東海と四国は事件発覚後も割とふそう導入を継続していた部類に入るのではないでしょうか?
そんな中、各サイトで「JRバス関東が「令和顔エアロエース」を導入した」と報じたのを見て腰が抜け、現物(写真ですけど)を見てひっくり返りました。
この結果、JRバスグループで「令和顔エアロエース」を導入しているのは中国JRバスを除く全ての事業者で導入したことになりました。
あらためて画像の個体ですが、2019年式ということで、 “令和顔” としては比較的初期に導入したことになります。
昔からJR四国バスのカラーリングは秀逸だなって信じて疑っていませんが、どのモデルにも「ピッタリフィット、ロリエセーフティロング」だというのが判ります。なかなか無いですよ。
JR四国バスといえば、バンホール/スカニア・アストロメガも導入しているんですよね。まだ関西対四国の便にしか充当されていませんが、それこそ、東京対高松、松山、高知便が運行再開したら、アストロメガを導入するんだろうなと期待しています。
【参考文献・引用】
年鑑バスラマ2023→2024 (ぽると出版社 刊)
ウィキペディア(ジェイアール四国バス)