今回の国鉄伝説アーカイブスは、今から14年前の2012年2月にうPしたNo.34をお届けします。

独特なスタイリングとドイツ製のエンジンを搭載した風変わりな機関車として鳴り物入りでデビューしたDD54。しかし、メカニカルトラブルが多発して僅か十数年で戦線を離脱した悲運の機関車というイメージが先行しました。関東には投入されなかったため、終始「西日本の機関車」を貫きました。

でも、よしんば本来の力を発揮したとしても、量産されまくっていたDD51の好敵手にはならなかったでしょうし、それだけDD51の信頼度が高かったという裏返しにもなるわけですが、亜幹線のエースだったDF50も同じドイツ製エンジンを積んでトラブルらしいトラブルが発生せず、安定したパフォーマンスを発揮していたというのもDD54の寿命を縮めたといっても過言ではないような気がします(当初は、「ポストDF50」という立ち位置でもあった)。

そんなDD54が活躍していたのは福知山線、播但線、山陰本線ですが、この時の画像が撮影された場所も注目の一つかなと思います。大化けしましたね。

それではご覧下さい。